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創作活動の道のり-Vol.2 創作活動スタートのきっかけ(後編) 真意編

こんにちは。フリーランスファッションデザイナーのchisatoです。
前回Vol 1で書いたエゴ編から引き続き今回は真意編。

※以下内容は2020年9月に別サイトにて投稿した記事の転載となります。

とにかく自分の作りたいものを作りたい!と、クリエイティブ欲求を満たすためのエゴ的な感情でモノづくりを押し進めようとしていましたが、いや、ちょっと待って、、自分が作る意義ってなに?作りたいから作るという気持ちだけで作って本当に自分は満足する?という自問自答にしばらく陥ってしまいました。

それが売る目的で作られた商品ではなく、作品だったとしても、、作ったものを他の誰かに見て共感してほしいという気持ちはあったし、他の人の目に届け共感をもらうには、きっとエゴだけじゃ届かない、、そう考える様になったんです。

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内省していくうちに、自分の主義であるやさしさを持ったGentleなものづくりを体現したい!小さくてもいい癒しや高揚様々な感情に触れ、ファッションやデザインというこの余分とも思われがちな文化に感動してくれる人を増やしたい!その一旦を自分が担えたら、、、と、別の感情が沸々と湧いてきました。


やさしさを持ったGentleなもの作りとは・・


1.着る人を配慮した服。(気になる身体のパーツや年齢への変化と共に起こる体型の変化など悩みに寄り添い、解決できる服。) 

2.自然に感謝し、できる限り自然や動物にやさしいものを選択すること。

3.生産過程において関わる全ての方を敬うこと。


癒しや高揚、、様々な感情に触れる服とは・・


1.纏うことで高揚したりリラックスしたり、心の琴線に触れる様な服(シルエットや、デザイン、色使いにより働きかける)

 2.部屋にお花を飾る様に、それを纏うと自然と心が整う服。(植物や自然の要素を取り入れ自然の持つパワーを感じ取れる服)


ファッションやデザインという文化に価値を感じ、感動してもらうには・・


1.デザインされたものの価値を着る人が感じられる計算され尽くした服であること。

2.雰囲気や流行だけでなく服に込められた想いや意味、ストーリーが存在し、それらを表現した服であること。


私が自分の主義を通して、自分の感性、世界観で服を作りたい理由、もう少し深く考えると真意が見えてきたんです。決して自分のエゴ的な気持ちだけではなかったと、自分の為に誰かや何かの為に創り上げたいんだと、隠れていたけれど、これが本来の欲求なんだと確信しました。


この真意はエゴな欲求よりも創作をする上での強い原動力になっていくはずです!自分が作る意義について自問自答し一旦立ち止まりましたが、ここからはすっきり再スタート、勇気を持って自分の信念を大事に進んでいきたいと思います。


以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!それでは、また☆


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