教材の制作プロセス1

こんにちはまいたけです。
今日は教材の制作プロセス1について簡単にご紹介します。
※以下は弊社の制作プロセスの限りではなく、あくまで参考のガイドラインです。
制作プロセスの大まかな流れは以下の通りです。

  1. 企画

  2. 制作

  3. 図版の作成、デザイン構成

  4. 校閲

  5. 校正

  6. 最終テスト

  7. 配布

今日はこの中で 1. 企画に焦点を当て、ご紹介します。


企画

このフェーズでは、どのような教材を制作すべきかを考ます。対象となる子どもたちは誰なのか、どのような教材の内容にするのか、などを考えます。デジタルの場合は、どのような教材の仕様にするか、という観点も考えておきたいところです。このフェーズでは現場のユーザーへのヒアリングや幅広い情報源の調査がとても重要です。多様な情報を収集し、自身の考える理想と社会のニーズを照らし合わせ、教材の方針と全体の構成を決定します。その上で今後の作業工程を計画します。

ポイント

1️⃣自分の理想と現場のニーズの乖離を埋める
 ・とにかく様々な情報を得ることが重要です。
2️⃣今後の工程を握る
 ・進行中のプロジェクトは通常通り進まないこともあるため、バッファ期間を設けた計画が必要です。外部への依頼もこの段階で検討しましょう。

開始時期(目安)

教材の内容によって異なります。例えば教科書1冊分のような長期にわたるプロジェクトでは、最低でも3年前から企画をスタートすることが望ましいとされています。他にも、例えば問題集のような教材も、最低でも8ヶ月前にはスタートすることが理想です。工程を決めるときは、配布時期から逆算して考えることが多いです。

まとめ

今回は教材制作の最初のフェーズである企画についてご紹介しました。これは教材制作に限らず、企業やプロジェクトの企画にも共通する考え方かと思います。今後、後続の工程についてもご紹介したいと思います。みなさまの何かのお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。


ライフイズテック サービス開発部では、気軽にご参加いただけるカジュアルなイベントを実施しています。開催予定のイベントは、 connpass のグループからご確認ください。興味のあるイベントがあったらぜひ参加登録をお願いいたします。皆さんのご参加をお待ちしています!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?