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たゆたう思考

書きたいことをそのまま書く日。
最近こういう放出が定期的にないとやってられなくなってきた。
たぶん、成長痛。と、今日の場合はホルモンバランス。
人間って女子って大変だよほんと。

成長痛っていうのは最近見つけたしっくりワードのひとつなんやけど
何か新しいことを大きく始めようとする時に起こる
めっちゃ不安になったりやめたくなったり叫び出したくなったり
布団に一日こもっていたくなったりお酒を浴びるように飲みたくなったりの衝動。
これ異常なのかしら、って思っていたけど
たぶん人間ってそういうもん。
「成長痛やわこれ。へっへーんまだまだ伸びてやる!」
って思ったらすごく楽になった。

いろんなことをやってきた凄い人ってレッテルを貼ってもらえることに
優越感を抱くことも多かったけど、
今までずっと自己承認欲求の塊やと自己評価していたけど
最近なんかそうでもなくなってきた。
すごい、と言われれば言われるほど、
「あ、やば。すごい人モードでいかなきゃだこの人」
ってスイッチを入れてしまって
年を追うごとにある程度培われてきた実績をうまく纏って見せることは得意になってきて、簡単にスイッチを入れられるんだけどそれはスイッチなんだよなあ。

自分の名前で全部契約して、銀行で借入して、百貨店とかスーパーを相手に商談して、一人でいろんな決断していこうと思うと確かにしっかりせざるを得ないけど、それは営業モードなんです。

お店をやりたいのはきっと、ちゃんと人とコミュニケーションをとれるから。SNSって約3,000人が見てると思って発信しなきゃいけないけど、接客って目の前のお客さんだけに向けて声を届けられるから。
反応がわかって、声が届いていることがわかって、ほっとする。
SNSは誰がどのように私のことを見ていてどう思っているかまったく判断できないから時に怖い。
けど、逆に誰かひとりに向ける訳じゃないから発しやすい言葉もある。

今日のnoteも特に、誰かに特別に聞いて欲しいという訳ではなく、今週も毎週投稿を続けるために何を書こうか、あまりに頭の中がとっちらかってて整理した文章書くのは無理だあ、、!って感じなので、自分のための思考整理になっている。

自分の心が無理にならないバランスを探すのって難しい。
一旦人にもたれかかる安心感を覚えてしまうと良くないのもあるかも?

みんなしっかり人生生きてて凄いなあってよく思う。

そうそう、読書する目的ってなんだろうって昨日考えていて、人によってその理由は様々だと思うけど、
私は
・人が創り出す物語を楽しみたい(小学校時代〜)
・物語を通して新しい価値観を知りたい(中学校時代〜)
・新しい知識を得て好奇心を満たしたい(高校時代〜)
という感じの理由だったけど、

最近の読書をする時の理由を改めて言語化すると
・物理的に忙しいから、頭の中だけでも非日常にトリップしたい
・他人の人間らしさを疑似体験して安心したい
・将来のこと・他人のこと・事業のことからちょっと離れて「今、ここ」に集中したい
・読後の、「は〜豊かだ」っていうほくほくした感情に浸りたい

こんな理由が出てきた。今無理やり言語化してみた。

これを見ると私は逃げたいのか。ってなるけど、いやそうではない。
本当の意味で逃げたい訳ではないけど、読書ってすごく良い現実逃避手段なのかも。
簡単な行為ではないと思う。映画やドラマのように受動的ではなくて、文字を追って意味を理解して物語を構築していくのは能動的行為だから。

そうそう、この間読書って小旅行みたいやなあと思ったんよ。
行き先をふわっと決めるだけでも(ジャケ買いとか、作家さんだけで選ぶとか)
詳細に計画を立てることも(あらすじ読み込んで)
できるけど、旅が始まると想定外のことが起こったりして、毎日のルーティンとは違う出来事が起こって、面白い刺激が得られたり。

ほんまの旅行って、物理的な移動をするから舞台が変わるけれど、
読書を通しての"小旅行"をしたいと思った時に、それに没入できるぴったりの舞台って中々ない。
だから私は心底それを作りたい。ふらっと現実逃避できる小旅行の舞台。

しんどいことも多いけど、お店づくりは本気で人生をかけてやりたいことなんだなあ。再確認。言葉にするたび、ちゃんとこうやって腑に落ちていく。

お店に来る人の読書したい理由・目的を制限することはもちろんしたくないけど、私みたいなちょっと現実逃避したい人に、こういう居場所と体験があるよ、って伝えられたらいいな。

本を読まない人とか、何を読んでいいのか分からない人も多い気がするけど、そういう人こそ来て欲しいな。
読書はいろんな場面で救いになってくれるから。

ネガティブなんだかポジティブなんだか分からない文章になったけど、まあ私はこんなもんです。
普段の体系的なやつは結構がんばって書いてます。では!


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