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リテピ花写032 赤い前掛け? 赤い唇? チェリーセージは情熱のハーブ

公園や道ばたでよく見かける小さな花。
前掛けを両手で広げて持っているような愛嬌のある形です。
この形、唇形花(シンケイカ)と呼ぶそうです。
唇の形ということですね。
なるほど、言われてみれば、そういう風にも見えますね。

一般的にチェリーセージと呼ばれています。
でも、種類がいろいろあるようです。
またの名は、アキノベニバナサルビアとも呼ばれています。

チェリーセージまたの名をアキノベニサルビア

チェリーセージは正式な種名ではないようで、
サルビア・ミクロフィアとサルビア・グレッギー、その交配種のサルビア・ヤメンシスの3種がチェリーセージと呼ばれるそうです。

サルビアは、他にも別の花があるので、何やらこんがらがってきます。

花の色は、赤、白、ピンク、オレンジ、赤白などがあります。
赤白色は、
白衣に緋袴の巫女装束をした巫女さんのように見えたものでした。
実は、赤白はホットリップスと呼ばていれます。
これって温かい唇?、熱い唇? 何か艶めかしくなってきますね。

チェリーセージは、セージといわれるくらいですから、
身体にいい、ハーブなんですね。

ピンクと白のチェリーセージ

観賞用以外に、薬用、料理、お茶、ポプリ、入浴料などに利用されます。
強壮、殺菌、収れん、抗ケイレン作用などがあり、
のどが痛いとき、うがいにも利用されます。
ハーブティとして、消化を助け、強壮効果があり、
風邪ひきや元気のないときに飲用します。
入浴料として筋肉痛を和らげてくれます。
花はサラダとして食します。

と、まあ、可愛いだけでなく、
立派な効能も持っているのですね。

チェリーセージは唇か前掛けか?

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