世界残酷物語
本記事は、【2023.5.29】にシティヘブンネットの写メ日記に掲載された「世界残酷物語」の感想または考察を再掲したものです。
公開日: 1962年9月12日 (日本)
監督: グァルティエロ・ヤコペッティ、 フランコ・プロスペリ、 パオロ・カヴァラ
音楽: リズ・オルトラーニ、 ニーノ・オリヴィエロ
食人族の予習として、自宅で鑑賞しました。
タイトルからして、キツいものを予想していたのですが、全然見られました!見始めたらめちゃくちゃ軽快で楽しい映画でした。
内容的にネタバレとかは特にないのでこのまま話を進めます。
シーンの切り替え等がものすごくコミカルで、観ていて気持ちよかったです。
タピオカ粉をたくさん食べて130キロ美ボディを目指す民族のカットの直後に「一方その頃」とエクササイズをするアメリカビックサイズの女性たちに切り替えたりとか。
「人間は皆一様に愚かで残酷だ」ということを旅行CMのような音楽に乗せて次々と軽快に見せてくれます。
今となっては、ヤラセであるということがわかるカットが沢山あるだけに、大好きなコント番組
モンティ・パイソンを思い出しました。
映画本編の趣旨とは少しズレますが、個人的には"食べる"という営みがとても好きなため、人が何かを食べて生きているシーンが沢山見られたのも嬉しかったです。
一時期Netflix番組「タコスのすべて」を狂ったように見ていました。「タコスのすべて」は、ナレーション、各地のタコスを作る動画、タコス愛を語るインタビューの3つで番組ができています。地域によってはスパイスに昆虫を混ぜたり、食べ方に伝統があったりします。残酷物語のようなシニカルな視点はありませんが、ひたすらタコスを作りタコスを食べる人を見られるとても素晴らしい番組でした(ちなみに、シーズン1はメキシコメイン、シーズン2と3ではアメリカも出てきます)
世界残酷物語は、わたし自身まだ行ったことのない色んな国(もちろんオリエンタリズム込)の映像と食べ物と、どこの国に行っても人間は愚かに営み続けるのだということを、とっても明るく見せてくれます。わたしにとっては、モンティ・パイソンとタコスのすべてのいいとこどり、みたいな感じでした。あー楽しかった!
こんにちは!ダイナソー・SUZUKAです。
みんな、もうダイナソー・ファイターはみたかな?素手で恐竜倒す、インディペンデントカンフーSF映画だよ🦕🦕🦕
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最後まで読んでくれてありがとう。これからも、
映画好き風俗嬢suzukaの映画日記をご照覧ください。
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