本記事は、【2023.5.20】にシティヘブンネットの写メ日記に掲載された「真・事故物件 / 本当に怖い住民たち」のネタバレ感想または考察を再掲したものです。

監督
佐々木勝己
原案
角由紀子
脚本
佐々木勝己

久しぶりにJホラーを観ました👀

ちょっと文章多めです。

真・事故物件は、何も知らずに""最後まで""見たほうが絶対に面白いため、なるべくネタバレせずにいたかったので、「わたしが、どんなタイミングでこの映画を見て、どうなったか」を書きました。

いやちょっと無理あるかな？
一応なるべくネタバレには触れないつもりだけど線引きます。

👀…👀…👀…👀…👀…👀

超久しぶりに観るJホラーのテンポ感にちょっと「お、おう」となっていたんですが、すぐ慣れました。
そういえば、なんでJホラーをそんなに見ないんだろう、という理由として「制服フェチが理解できない」っていうのがあったのですが久しぶりに観たら「そういうもんか」で片付きました。
ほら、まあ、わたしも人よりまあまあ長めにセーラー服着てましたので(含みのある文章)いろいろと「そんなもん」だけで片付かないモヤモヤがあったりもしましたが、もうモヤモヤは消えて"インド映画は踊るでしょ"くらいの気持ちになってました。夏の森ホラーのタンクトップ女子と同じだよね。すずかも大人になりました。

序盤は何見せられてるのか全然わからなかったんですけど、中盤は普通に徐々にヒートアップして怖くなっていき、終盤も違う意味で何見せられてるのか全然わからなくてすごい楽しかったです。

ちょうどこれを観た前日、くだんの同業致死事件のニュース(※)がありました。
わたしもかなり精神的に食らってしまって、「寝る前にホラー見て元気出そう」と思って見ていたら、女子高生が刺される描写が入ってきて、そこで「あ、ちょっと今は無理だな」と止めて一回寝たんですよね。ほんとすいません、途中で止めて寝ました。

でも翌朝「このままパディントンしか見られない大人になるのは嫌だな」

と思い寝起きで続きを再生開始しました。

いや🦄まって🦄色々身構えてみてたのに🦄思ってたのとちが🦄(笑って息できない)みたいな状態になりました。刺されてからの展開が本当に超素敵で、なぜあそこで止めて寝たのか！というくらい、刺されてからが本編開始でした。

本編開始のお知らせだよ🦄

止めといてあれなんですけど、その前の階段前のシーンもすごく好きでした。音楽がちょっと盛り上がって、「はじまる」っていう感じがして、雑に言うと、大野一雄と大森靖子足して2で割ったみたいな動きする人間がでてくるんですけど、それがめちゃくちゃ怖くて。そこは怖くてニコニコして見てました。ニコニコするしワクワクするよ！ここから怖くなるよ！のお知らせです。

急にちょっと暗い話になりますが、朝起きたとき、落ち込んでしまってもう立てないんじゃないかと正直思いました。
そりゃそうですよね、わたしに流れている血はリアルなんですもん。
ニュース(※)を見てから、そのことばかり考えてしまうし。
もう仕事行けないんじゃないか？とか、大好きな血が出る映画もちょっと見られなくなるかも？という不安もあって、絶望していました。
絶望ですよ。血が出ない映画が見られなくなったら、もう何見ていいのかわからないです。好きな映画を10本選んだら、羊のショーン以外は全部血が出てますからね。
そんな折にこの映画をみて、はちゃめちゃに元気になって、あっという間に鮮血界に舞い戻ることができました。たぶんこのこと一生忘れないんじゃないかな。

(※)2023年5月5日、東京・吉原の歓楽街の風俗店で従業員の女性が刺殺された事件

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