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髄液検査2

受診日、ちょうどお休みだったので
ついていく。

ちょっとイヤそうだけど大人しく連れていく主人

呼ばれたので後から診察室入った。

看護師さんが
そこにどーぞ
とイスを勧めてくれて着席。

とりあえず、主人の言っていることが医師と齟齬がないか確認したかった。

まず
『あれからどーですか?』
と、医者が会話始めた。

「変わりないです。」
と主人。

そしたら
主人の方を見ながら、話を続けるが、今までの経緯を説明し出した。

ん?
私に説明してくれているのか?
というくらい時系列で事実のみを話している。

まー主人から聞いていたのと概ね一致。

そこは了解。

一番気になったのは
医師が

しょっぱなから

どもっていることだ。

(あー、このお医者さん、吃音症ある?
がんばってるんだね)

なんて思いながら聞いていた。

『ということで、はっきりさせるには髄液検査になります。』

初めてこちらを見てくれて、目が合う。

そこで初めて私が発言
「記憶力がよすぎる人で、ちょっとした変化も神経質なくらい気がつく主人なので、年齢と共に劣化しているだけな気もするのですが
しょっちゅう忘れたとか言ってくるので、わたしとしてははっきりさせたいです。」

と伝えたら、
すごい早さで検査可能日を探し始める。

「付き添いが必要ですか?
必要ならこの日なら付き添えるんですが。」

と言うと、
『来週』

とか言われる。

そんなに急いでないです、って言ったんだけど、
ものすごい勢いで、決めてくれた。

ま、いいのかな、
勢いって大事なのかな?

と。

「これで何にも無ければ、ただの‘劣化’ということでいいんですね」
と言ったら

またまた、ものすごい勢いで
紹介元のMRI画像をスクロールさせ始めた。

(お?確認し始めた?)
と思いながら待つ。

食い入るように画像を見ていたことはスルーな感じで
次回のことを話し始めた。

そして退室。

主人に
「お医者さん、吃音症あるのかね、どもってたね。」

と言ったら

主人
『いや、今まで一回もどもってなかった。』

じゃ何で
はじめから終いまでどもってたんだ?


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