この本は物語を作るに当たって
・話がまとまらない人
・客観的に見て整理ができない人
・面白い話が書けない人
・話の変化点どこに置けばいいか分からない人
など初心者の人に向けた本です。

前半は物語を通しで作ることが書かれています。
全体の見通しが立っていないと何も決められないからです。
まずはもの凄く簡単な大枠から決めていき、
徐々に細部を作り込んでいく構成になっています。

中間は登場人物の作り方について書かれています。
ストーリーが決まれば、そのストーリーを紡ぐためのキャラクターを作ります。
この本はハリウッド映画で定番の三幕構成をベースに解説されているので
主人公・敵対者・援助者という３つについて書かれています。

そして最後はディテールと演出。
ここが個人の趣味嗜好が出やすい場所なので、
奇をてらったストーリーを作らなくても、
差別化ができるポイントです。

こんな感じで全て大枠→詳細を作り込んでいく形で解説されており
ストーリーを作ったことのない人でも
一連のストーリーが作れるように構成されています。

ただこの本は全てのストーリーの作り方について網羅している訳ではありません。
ヒーロー物をベースに解説されているので、あくまで初心者向けです。

「ヒーロー物以外はどうやって作るの？」
「他の人はどうやって作ってるの？」
「もっと具体例が知りたいんだけど？」
そういった疑問についてはこの本の続編である
物語の組み立て方入門　5つのテンプレートで解説されています。

そちらの本についても記事を書いておりますので
よろしければコチラからどうぞ。
https://note.com/litmus_peanuts/n/n9e66c0fbfd76

以上が今回のアウトプットでした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。