基本情報技術者試験リベンジ成功

こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。

今回は、入社して初めて取得した資格についてつづりたいと思います。


はじめに

私は、23卒でIT企業(どちらかというとSIer?)に入社しました。

弊社は、内定者への教育待遇(という言葉が適しているのかわかりませんが、、、)がかなり手厚く、基本情報技術者試験のテキストを無償でいただくことができました。
その際、以下3つから自分の希望するコースを選択する必要がありました。

①基本情報技術者試験の講義動画、午前試験(今のA試験)免除試験受験資格、たぶんテキストも
②基本情報技術者試験の対策テキストのみ
③応用情報技術者試験の対策テキスト

私は、入社時までに基本情報技術者試験を取得し、同期から一歩リードしようと考えていたため、すでに基本情報技術者試験のテキストは手元にあり、③の応用情報技術者試験の対策テキストを希望しました。

が、、
入社した前に受験した基本情報技術者試験は不合格でした。。

午前試験は70%以上とれたのですが、午後試験の選択問題(表計算を選択しました)でこてんぱんにやられました。。

試験形式が変わってしまうタイミングでの不合格は大変悔しかったです…。
金銭面も。。

次こそは確実に合格したかったので、半年以上時間を空けて
(記憶が薄れる前に受験すべきだった気もしますが。笑)
無事に合格することができたので、私なりの勉強法や使用したテキストを書き綴りたいと思います。

基本情報技術者試験とは

はじめにが長くなりすぎてしまったので、そろそろ本題へ。
まずは基本情報技術者試験について簡単に説明させてください。

基本情報技術者試験とは、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験「情報処理技術者試験」のひとつで、ITエンジニアの登竜門とも呼ばれている人気のある資格です。

下の図は、情報処理技術者試験の各試験の位置づけをまとめた図になるのですが、基本情報技術者試験の難易度はITパスポート(レベル1)に次いで「レベル2」の位置づけになっています。

試験区分

※詳細は下記リンクからご確認ください。

申し込み方法

以下のサイトより利用者IDを作成し、申し込みをしてください。
こちらのIDは応用情報技術者試験や高度試験・情報処理安全確保支援士試験の受験申込みでも使用するものになります。

CBT方式なので、自分の学習ペースに合わせて受験時期を選ぶことができます。

使用テキスト・サイト

①イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室

まずはこちらのテキストで

https://amzn.to/3wUleZa

②過去問道場

https://www.fe-siken.com/s/fekakomon.php

③情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第4版

https://amzn.to/4a5vDzH

勉強法

科目A

科目Aに関しては、一通りざっと目を通して試験範囲の概要をつかみました。
試験範囲が広いため、1つ1つ丁寧に理解しようとするとかなり時間がかかってしまいます。穴は問題演習時に埋めることを意識しました。
私が使った参考書は上記にあげさせていただいたかやのき先生の参考書です。広いシラバスの中から出題頻度の高い分野を重点的にまとめてあるため効率よく試験範囲を学習できました。

一通り参考書を読み終えたら過去問道場を使って問題演習に取りかかりました。私は、試験まで1か月を切っていたので、分野を選ばず全範囲で隙間時間にひたすら問題を解きまくりました。
間違えた問題は解説の下のチェックマークにチェックをつけすぐに復習できるようにしました。
試験まで時間に余裕がある場合は、単元ごとに絞って演習を行い理解が浅いところはもう一度参考書に戻って復習するという形をとった方が理解が深まると思います。

A試験は時間に余裕がありそうだったので時間を測った過去問演習等は行わずに本番を迎えました。が、わからない問題はわからないし、過去問道場で見たような問題も多々出題されるのでおそらく時間には余裕があるのではないかと思います。

科目B

こちらは基本情報技術者試験が改訂されて大きく変わったので新試験に向けて1から学習が必要でした。
出題形式や、内容が未知だったのでまずは参考書を読み、演習問題に取り組みました。
科目Bは、「アルゴリズムとプログラミング」(擬似言語による出題)8割と 「情報セキュリティ」2 割の二つの分野で構成されます。
そのためアルゴリズムとプログラミングの対策に注力しました。
「情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第4版」というテキストを使ったのですが、冒頭"トレースが大事"と繰り返し書かれており、
とりあえず試験に受かるための勉強しかしていなかった私は遠回りがしたくなくトレースせずにごり押しで解答を導き出していました。
が、、
章が進んでいけばいくほど問題、解説が複雑になり、トレースと向き合わざるを得なくなりました。。。
確実に試験に合格するためにも、早い段階からトレースに慣れておいた方が後の自分を楽にしてくれると思います。
また、試験内容が変わってから歴が浅いためこちらは過去問道場にあまりデータがありません。
そのため、参考書の内容を完璧に理解したのち、以下IPAが出しているサンプル問題を実際に時間を測って解いてみました。

https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/henkou/2022/gmcbt80000007cfs-att/fe_kamoku_b_set_sample_qs.pdf

実際に試験を受けた今言えることは、難易度に乖離はなく落ち着いてトレースしていけば解けるのではないかと思います。
(最悪時間が許す限り選択肢をあてはめてみるという強行突破法もあります。)

情報セキュリティに関しては、テキストの演習問題と、過去問道場(科目A対策)で十分かと思います。

余談

長々と読んでくださりありがとうございました。
IT人材の需要が高まる昨今、基本情報技術者試験はITに関する基本的な知識を体系的に学習できるので、学生、社会人限らず持っていて損はない四角なのではないかと思います。


A試験の内容が似ているからというだけの理由で今年4月にある応用情報技術者試験に申し込んでしまったので、また受験後に結果をご報告できたらと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?