本多奈美@りとるジム

株式会社りとるジム 代表取締役 littlegym.jp オクラホマ大学卒 アスレテ…

本多奈美@りとるジム

株式会社りとるジム 代表取締役 littlegym.jp オクラホマ大学卒 アスレティック・トレーナー(ATC)、TICEコーチ  フィジカルやマインド(メンタル)を専門分野として書いています。 趣味ブログ「Nami_Honda@しゅみブログ」趣味について楽しく書いています。

最近の記事

【ココロ】習慣の素晴らしさと恐ろしさ

トレーナーをしていると 「癖になっているんですよね〜」 という言葉を頻繁に聞きます。 ねんざが癖になっている、ぎっくり腰が癖になっている、など。 それがまるで「癖だからもうどうしようもない」といった言い方をします。 そんな時、 「『癖ってなに?』と疑問に思わないのかな?」 といつも不思議に思います。 要は、ねんざをすることが、ぎっくり腰になることが習慣化されている、 ということなのですが、どうしてそれが習慣化されたのでしょうか? それは同じ動作(行動)を繰り返すからです。

    • 【カラダ】風船で体幹トレーニング

      呼吸法もたくさんあるし 体幹トレーニングもたくさんある そしてどちらも解説が難しく、指導も難しい。 風船トレーニングは説明がいらないし簡単で、効果を出すことができます。 📍📍📍📍📍📍📍📍📍📍 どうして風船トレーニングで体幹を鍛えることができるのか?<気道に注目> 大雑把に、お腹から口まで長いパイプがあり、それが空気の通り道だと考えます。 そのパイプはできるだけ太く、その太さ(形状)をいつも一定に保っていることができると、より多くより安定した空気の出し入れ(呼吸)をす

      • 【カラダ】スクワットとジャンプ

        実例です。 「どうしてスクワットを行うの?」 スポーツなどのパフォーマンスを向上させたい人 と 生活の質をあげるために行う人 とでは 答えが異なります。 今回は「スポーツでパフォーマンスを上げたい人」を対象にスクワットの意味を書いていきます。 スポーツとスクワット脚力をつける? そもそも脚力とはなんですか? いつどのような場面で発揮させるものですか? 漠然と「スクワットをすると脚力を強化することができる」程度では、全く効果を得ることができません。 プレー(パフォ

        • 【カラダ】円状半月板と事実を伝える大切さについて

          円状半月板をご存じですか? 私は初めて知りました。そして初めて出会いました。 円状半月板について書かれているサイト 半月板なのに円状?円状板にはならないのか? と冗談で思ったりもしましたが。 上のリンクに掲載されているMRIがとてもわかりやすい。 とても厚みがあるのがわかります。これじゃ損傷しやすいよね、と納得できます。 そして外側半月板にのみ生じるらしい。それがとても不思議です。 先天性なのに、外側にしか生じない理由は何だろう?? 円状半月板を持った中学生に出会い

        【ココロ】習慣の素晴らしさと恐ろしさ

          【その他】ビニル袋をポケットに入れておく

          トレーナーの修行をアメリカでしたので、素手で“血🩸”には触れない。 血のついた物・布にも素手では触れないを、徹底して訓練されました。 にも関わらず、日本に戻ると…ついつい忘れがち。 流血している人を助けた人数2名。この1年で。 この一年で街中で転倒した人にでくわし、手助けをしたのは3回。 そのうち2回(お二人)は頭部から流血。 私はアスレティック・トレーナーなので、修行(勉強)はスポーツ現場で行っています。正確に言うとスポーツ現場で“しか”行っていません。 トレーナー

          【その他】ビニル袋をポケットに入れておく

          【カラダ】“当たり前”(ベース)の質を上げる

          注)今回の内容は完全に「本多論」。   一般論だったりどこかの文献に載っている内容ではありません。 私のトレーニング指導は細かいです。 重箱の隅をつつくような感じかもしれません。 そんなことをしなくても、そんなことを知らなくても今ちゃんと生きて生活しているよ、と言われたこともあります。 私が細かく指導をする理由は「“当たり前”(ベース)の質を上げる」ことにあります。 “当たり前”(ベース)とは普段私たちが当たり前のようにしていることです。 呼吸をする 歩く など。

          【カラダ】“当たり前”(ベース)の質を上げる

          【カラダ】子どもにトレーニングは必要なのか?

          中学生にトレーニング指導をしている身ではありますが、子どもにトレーニングは必要なのでしょうか? 私の個人的な考えでは、子どもにトレーニングは必要ありません。 運動機能の機能不全 成長期とは、体全体の“機能”が成長しています。 細胞が増えたり大きくなったりすると同時に、その役割、働きも成長します。 臓器の場合は、おそらく、食べる・排泄する繰り返しで育っていきます。 筋肉と骨の“機能”は、動かすことで育ちます。 言葉を変えると、繰り返される動作、繰り返される姿勢で体が“学

          【カラダ】子どもにトレーニングは必要なのか?

          【ココロ】推しが薬物所持で逮捕された

          ネットでニュースを見た時は「Oh, no… Is it real??」でした。 なんだ自分の気持ちが消化できずにずっとモヤモヤしています。 なんだろう。知り合いでもなく、ただのにわかファン程度なのに。とてもやりきれない。 私がまだアメリカの語学学校へ通っていた時のこと。(大学前) 同じ語学学校で英語を学んでいたトルコ人の友人が話しかけてきました。 「同じホームステイ先に日本人の男の子が来たよ。高校生だけど、なんだかホームシックみたいだから話をしてあげて。」 当時私は1

          【ココロ】推しが薬物所持で逮捕された

          【ココロ】メンタル・トレーニング:中高生部活動支援について

          中高生部活動支援では、基本的に「チーム」指導です。 ココロの指導とは? 「メンタル・トレーニング」と思ってもらってOK。 実際は「脳」へのアプローチです。 私が中高生向けに行うココロの指導の最大の目的は、受講した中高生が自分自身で人生を切り開く力を身につけることです。 「人生を切り開く」というとおおげさに聞こえますが、人生を自分で自由に選択することを指しています。 成績が悪いから、運動神経が悪いから、親に言われたから、先生に言われたから、お金がないから、だから「この

          【ココロ】メンタル・トレーニング:中高生部活動支援について

          【カラダ】フィジカル指導:中高生部活動支援について

          トレーニング指導で何をするのか? 私のフィジカル指導の目的は、 「パフォーマンスを上げること」 「上手になること」 「強くなること」 です。 それには「強い姿勢」が必要です。 強い姿勢を作るには「使える体幹」が必要です。 使える体幹を作るには、「強い脚力」と「強い上半身」が必要です。 そのために、私は以下のトレーニングを重点的に指導します。 ・足・足首 ・股関節の強化 ・腹筋と背筋 強い姿勢とは ここではあえて“強い”姿勢としています。 一流のアスリート、一流の音

          【カラダ】フィジカル指導:中高生部活動支援について

          【ココロ】チームを作る〜動画〜

          【チームを作る】シリーズ6回に分けてYoutubeにアップしました。 #1 チームは言葉に影響を受ける <前編>  <後編> #2チームイメージの共有 <前編> <後編> #3言葉の見直し <3−1> <3−2> それを繰り返し行った結果生じる未来は、自分の望む未来なのか? Youtubeで動画を公開する目的 Youtuberになりたい訳ではありません。 また収益を求めてはいません。 これまでに講演や講座はいくつも行ってきました。 ここ数年、私の活動

          【ココロ】チームを作る〜動画〜

          【カラダ】食事

          最近、私のバレエの先生がYoutubeでバレエダンサーの間違ったダイエットについて話をしていました。先生たちがこういった情報を発信するのはすごく大事。感謝です。 私は栄養学は得意ではありません。 それどころか、5年くらい前に10Kgくらい太ってしまったし。更年期とは恐ろしいです。 はぁ。ため息出ちゃうよ。 「摂取カロリー = 運動エネルギーにすれば太らないじゃん。」と聞きますが、これはど素人の考えです。安易すぎます。いますぐ改めていただきたい。 私たちが「食べる」意味と

          【その他】2024年 - 「動」の年

          2024年 今年は「動く年」にします。 りとるジムを開始して20年。個人事業から株式会社にしたり。指導の幅を変えてみたり。 以前「改めて私の活動目的」でも書きましたが、私はできるだけ多くの子どもを助けたい。 どんな環境で生まれても、育った環境のせいで未来の選択肢が狭まれてしまっているとしても、そんな中でも自分のやりたいことを見出し、幸せをつかみ取れるような人生を送れるようになってほしい。 手を差し伸べることのできる大人が増えれば、そんな世界はやってくると信じています。

          【その他】2024年 - 「動」の年

          【その他】2023 - 「経験」の年でした

          実は今年は、「動き」の一年になるはずだったのですが、あまり行動しなかったように思います。その代わり、いろいろと経験し、これから先を見据えることがありました。 両親が歳を重ねていくことで私の行動は少し変化します。 また、私自身病気を患ったことでわかったこともたくさんありました。 私の母が今年の2月頃に謎の膝の痛みを発症しました。歩けないくらい、寝ていたもズキズキすると。話を聞いてみると「鵞足炎(がそくえん)」かなと思っていたのですが、地元の大きな病院へ行くと奇妙な診断が下さ

          【その他】2023 - 「経験」の年でした

          【ココロ】ポジティブ思考は正しいのか?

          数年前にテレビであるタレントさんが 「ポジティブ思考は気持ち悪い。」 と言う話をしていました。彼は、 「後ろを向きながらも前に進んでいるけど、ダメなの?」 「こんな生き方はダメなの?」 と嫌気がさしたような表情をしていました。 この方は、私が思うに、間違いなく仕事で成功されています。 私も実は、「ポジティブ思考ってそんなにいいのか?」と疑問を持っていたタイプです。 明らかにおかしい言動なのに、それに対して「素晴らしい!さすがです!」などといったやりとりを見ていると、それこ

          【ココロ】ポジティブ思考は正しいのか?

          【その他】説明は10通り準備する

          りとるジムを設立した20年前、子どもの体操?の本を購入しました。逆上がり、跳び箱、走る、など。体育と言うより生きていく上で必要な運動のコツについて書かれた本でした。おそらく保護者向けに書かれていたので写真がたくさんあってとてもわかりやすいものでした。今でも本棚にあります。 その中に著者の先生が「説明は10通り準備しておく」と書いておられました。 それがずっと役に立っています。 人はイメージしたものは実現できる。イメージできないと実現できない。 例えば腕を前に出すと言う動

          【その他】説明は10通り準備する