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シロツメクサと手紙

5月10日(金)、いつものように帰りが遅くなる日だった。 夕方、移動中に夫から電話があり、業務連絡ののちに7歳の息子が出る。 「ママ、今日早く帰ってきて」 「え、どうしたの?」 「ママに会いたいんだよ」 「そっか。今日は難しいんだよ、ごめんね」 「えー。なんでよー。おねがい」 「今日はどうしても早く帰れない日なの、ごめんね。帰ったら隣で寝るね」 「分かったよー、また明日ね」 珍しいなと思いつつ、次の目的地に向かう。 仕事中にまた夫から電話が来たけど、出られなか

    • note再開します。

      やまださんの書く文章がすきです。 そのやまださんが書かれたこちらを何度も読んでも、どうしても再開できなかったnote。 書きたいことは山ほどあるし、「書きたい欲求」は、子供の頃から常にある。 でも、それ以上に、思いや考えを不特定多数に伝えることが、苦しい。 自分の中にあるものを、自分の外に出すことが、手放すことが、苦しい。 思えば去年は、いろんな場面で、時には泣きながら、 「わたしはこんなにもコレ(=伝えること、手放すこと)がつらいのか」 と、痛感し続けた1年でし

    シロツメクサと手紙