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引き寄せようとしなくなったら夢が叶った・・・理想の家に巡り合えた話

5月から家探しをしてて、やっと見つかったと思ったらその後も手続きやら引越しやらに追われ、なかなかnoteも更新できませんでした😅
でも正式に決まったら公開しようと思って家探しの経過を書き留めていたので、今回はそれをUPします😃

一度はあきらめかけた理想の物件に奇跡的に巡り合い、夢が現実になったので、その軌跡を振り返ってみたいと思います(ダジャレです)

家探しのきかっけ

結婚してから私は、「いつかは持ち家に住みたい」という夢を抱くようになってました。
しかも「憧れ」のほうの夢だけじゃなく、ここ数年は、なぜか本当に寝てる時に夢に何度も出てくるようになってて(笑)

でも夫が転勤の可能性があるし、お金もないし、最初は家族も乗り気じゃなくて、夢のまた夢って感じだったんですよね。
しかも社宅として借りてるところも古いけど住みやすくていいところで、隣人たちもみんないい人。慣れてくると新しい暮らしに移るのもおっくうになり、結局そのままずるずると10年以上住み続けてしまいました(^^;)

けれどもだんだん状況が変わってきて、数年前から家族の考えも変わり、「じゃあ娘が高校進学したらちゃんと探そう」という話になって、
でこの春、無事娘が進学したので、家探しを始めたわけなんです。

ネットでの物件探しからスタート

まず家族で大体の条件とか予算を決めて、ネットの住宅情報サイトで物件探し。

もともとは建築士の姉に頼んで注文住宅を建てたいな~と思ってたのですが、今私の住んでいる地域では土地が値上がりしてる上に、ロシアショックとやらで建築資材も高いらしく、注文住宅だとローン返済に不安を感じる金額になりそうなことが判明。

反対に、いろいろ調べてるうちに「うちは注文住宅にするほど間取りや造りにこだわりはない」ってこともわかったので、住みやすい一般的な間取りの建売物件に的を絞ることになりました。

新築か中古かにもこだわりはなかったのですが、古すぎると結局リフォームなどで将来またお金がかかりそう&今の家みたいに夏暑くて冬寒そうだったので、最初はなるべく古そうな物件はあまり選ばないようにしました。

そうやってある程度良さそうな物件をネットで選び、軽い気持ちでできる限り全部問い合わせをしてみたら・・・
夜にも関わらずフォームを送信した直後から電話がバンバンかかってきて、翌日も鳴りやまず(;´Д`)

考えたら不動産会社って大体どこも同じ物件を共有してるので、ホントに早い者勝ちのところがあり、問い合わせが来たらすぐ連絡!てなるんでしょうね。
でも普段の連絡はメールやメッセージアプリなどのテキストベースが当たり前の時代なので、これには戸惑いました。
(これに懲りて引っ越し業者さんの時は電話連絡なしのサイトから見積もりを取りました)
あと、やりとりしてわかったのですが、すでに売却済みの家なんかをわざと「おとり物件」として公開してる業者さんもあったようです。

ただ、問い合わせした中で翌日一番初めに営業に来られた方が信用できそうだったため、結局その方を中心に家を探してもらうことになりました。
この担当者さんが本当に忍耐強くつき合ってくれるリアル正直不動産で、そんな良い出会いがあったという点では、あれこれ問い合わせしてよかったと思います。

それまでは本気で探す感じではなく、家購入のプロセスも何もわからない状況だったのですが、問い合わせしたら一気に動き出してしまった感があり、「ヤバい、これはこっちも本気にならんと・・・」と慌てて家選びの本を読んで基礎知識を頭に入れ、ちゃんとした家族会議もして希望条件をまとめたりしました。

レアな状況が起きた

その後、担当の方がいろいろと良さそうな物件をメールで送ってくださったのですが、その中に今の家のすぐ近くで、広さや間取りなどの条件がかなり希望に合っていて、しかも若干地理的にハンデがあるせいかだいぶ破格の値段の築10年以内の中古物件がありました。

「これは良さそう!」と思い、平日に下見しておき、週末の初の内見デーに見学させてもらったところ、使いやすそうで、部屋もクリーニングすれば十分使えそう。

その日はたくさん物件を見せていただいたのですが、他にあまりピンとくるところがなく、家族で「あそこで決定でいいんじゃない」という結論に。

もちろんパーフェクトに理想ぴったりではなく、すぐに決めちゃって大丈夫かな・・・と不安もありましたが、たぶんあれだけいい条件のところはまずないだろうと思えたので、思い切って申し込みすることにしました。

すぐ売れそうな物件だったため、その日の夜に返事をしたら、担当の方が深夜にも関わらずすぐに駆けつけてくれて、翌朝一番に手続きをしてくれることに。

ところが・・・・・・手続きした前日にもうすでに申し込みが入ってしまっていて、しかもその方がたまたま売主さんの知り合いだったらしく、そちらの方に決まってしまいました(>_<)

それまでの間、ここに住んだらああしよう、こうしようと夢が降らんでワクワクしてたので、契約できないと聞いた時はやはりショックでした😞

でも今回のようなことは珍しいようだったし、うちもかなり早い決断をして担当者さんともどもベストを尽くした結果だったので、逆に「そんなレアなことが起きるってことは、きっと我が家が住むのはこの家じゃないってことなんだろうな・・・」とどこか納得した気持ちにもなれました。

理想とは程遠い現実に直面

気を取り直して物件探しを再開。一回目の見学で予算を下げるために選んだ地域が実際に家族が通勤通学するには厳しいとわかり、二度目の見学デーは地域をもう少し絞って候補をあげてもらいました。

が、そうなると今度は良さそうなところが全然ありません。
中古は希望に合う物件がほとんどないし、新築のほうは自分たちの予算ぎりぎりいっぱいでもかなり住みづらそうなところばかり。

思いつくところは全部見学させてもらったけど、ピンとくるところがまったく見つかりません。

「多少気に入らなくても、ある程度は妥協するしかないんだろうな」とは思ったけど、どれも家族の誰かに我慢を強いるような部分があって、結局その日は結論が出せず終わりました・・・😓

しかもなぜか「妥協してここに決めるしかないのかな」と思った物件を見学してる時は、何もしてないのに通った車にクラクションを鳴らされたり、誤作動で近所の車のアラート音がビービー鳴ったり、ということがどこに行っても必ず起き、まるで「ここに来るなよ」と注意勧告されてるような感じもありました(笑)

その後、自分でよく調べてみてわかったのですが、希望する場所のあたりでは新築の相場が高く、住みやすいところは下手すると数千万円ぐらい予算を超える物件も普通だったんですね( ̄▽ ̄)

ということは、希望する地域で我が家の予算だと、新築の中では安いほうになり、「家には掘り出し物がない」っていう通り、安いなりの住みづらい理由が何かしらあったんです。

うちのほうも駅近じゃなくていいとか、いろいろ譲れる条件は譲ってはいたけど、それでも比較的住みやすいところはもっと高い物件ばかりだったようで💧

だからといって予算をあげてしまうと、今度は絶対ローンを不安に感じながら暮らすことになりそうだから、簡単に上げるわけにもいかず・・・
「確かに我が家で考えていた予算は少ないかもしれないけど、それでも家は高額。一生ローン払うかもしれないのに、ここまで妥協して住みづらい家にずっと住まないといけないのかな。私たちは満足できる家に住む資格がないってことなのかな・・・」て感じてしまい、自分の不甲斐なさに泣けてきちゃいました😢

そうなると、「最初の物件を逃したのは痛かったなあ。あと少し早く行動できたら良かったのかなあ」と、もう今さらどうしようもないことを考えたりして(笑)。

「これは今家を買うべきじゃないってことかなあ」とも思い、「これから新築の価格はもっと上がって買えなくなりそうだから、中古でまたいいところが出るまで根気強く待つしかないかな」といったん家探しを止めることも考えました。

ただ、私自身18歳で実家を出てから何度も住む場所が変わり、前職で事務所を探したこともあり、15回ぐらい賃貸物件探しをした経験があって、その中で必ず「これだ」っていうところが見つかってたんですね。
だから「いつか必ず自分たちに合う家が見つかるはず」とは思っていました。

最終的にたどり着いた理想の物件

そこで「もう次に見つからなかったらいったん保留しよう」ということを決め、次の内見デーまで自分でも物件を検索したりしていた時のこと。

ふと見ていた情報サイトで「あ!これ、なんかいいんじゃない」という物件があるのを発見!

写真を見たときの外見にピンときて、場所をチェックしたら、前回の内見の日に担当者さんに「まだ建っていない他の新築物件と同じ会社の作ったサンプル」として案内していただいた別の物件のすぐ近くだったんですね!

その場所に行った時に、何やら気持ちいい風が吹いたりして、住みやすそうなところだなあとは感じてたんですが、サンプル物件自体は予算オーバーのため、まったく候補として考えてなかったんです。

ところが、今回私が見つけた物件は築浅の中古だったので、新築よりも安くなっておりギリギリ予算の範囲内。

あとで知ったのですが、もともとはうちの予算よりも高い金額でネットに出ていて、当時私は予算の範囲内で検索してたので引っかからず、途中で値下がりしたために検索に出てきたらしい。
ということは、自分たちが他の物件をあちこち探していたおかげで、タイミングよく予算まで下がってくれたわけです、笑。

そこからまた良く調べてみると、その家のあたりは自然が豊富で、環境がまさに私の理想通り。建物の広さもちょうどいいし、敷地も本当は土いじりできる庭が少しでも欲しいという夢があり、でもいろいろ見る中で予算的に厳しいのかなあ~と思っていたのですが、ここは庭もしっかりあったんです。

しかもそれまで見た物件は私が良くても家族にとって不満があったりしたのですが、ここは家族の希望にもぴったりで、会社や学校へのアクセスも便利。

間取りも「中が不便だったら最悪リフォームできるけど場所は変えられないから、場所優先にして間取りは妥協しよう」と考えて探していたのですが、それでもやっぱり躊躇しそうな作りの物件も多かった中、ここは注文住宅でもないのに我が家の生活様式や希望にぴったり。
(収納スペースも前の家と同じくらいだったので、引っ越し後の片づけの時にすごく助かった!)
奇跡的に家族全員の希望がかなう、まさに理想的な物件だったんです。

後で思い出したんですが、何度か見た夢の中に、そこと同じような風景が何度か出てきたんですよね。これにはびっくりしました!

それにその家の近くのお店などには何度か行っていて、自分ではすっかり忘れたけど「こんなところに住みたい」って前に言ってたらしく、後で娘が教えてくれました。

すぐに担当者さんに週末の内見をお願いしつつ、今までの家からもわりと近いところだったので早速下見にいくと、家を見た時に、「あっ、やっぱりここだ!」って感覚になったんです。それは家族も同じだったみたいです。

後日内見させてもらうと、中もほぼ新築同様で、文句なしのきれいさ。

ただ、それだけいい条件のところが予算に合うのは、地理的なハンデのせいでもあったので、そのハンデのことは現実的によく検討しました。

そしたら最終的にはいろいろな解決策も出てきたし、何よりも不安材料を抱えてもなお「ここだ!」って感覚が消えなかったので、ハンデも受け止める覚悟ができ、迷いなく申し込むことができました。

申し込んでからも家族は「また別の人が申し込んでそっちに決まっちゃったらどうしよう」と不安だったようで、私もちょっと気になりましたが、何だかその頃にはもう「自分たちにとって最善のところだったら決まるし、そうじゃなかったら決まらないからどっちでもOK」って気持ちになってたので、基本は安心できました(笑)

そしたら幸い他の申し込みがなかったため、今度は無事に契約にこぎつけることができました!

担当者さんも後で知ったようなんですが、他にもそれなりに問い合わせはあったみたいで、前回と違って決めたタイミングがちょうど良かった感じでした。

最初の物件が申し込めなかった時は悲しかったけど、今となってはそこに決まらなくて本当に良かったとしか思えませんw

まあ中古でもお値段は予算ギリギリで、最初の物件よりはだいぶ上がってしまったんですが(;'∀')
ただ近所の新築はもっと高かったわけだし、今の相場の中であれだけ理想にピッタリ合う物件を予算の範囲内で見つけられたのは、奇跡的なこととしかいいようがありません。

ローンのほうも、最初は本当に審査に通るのだろうか?とどきどきしてましたが、夫様の会社のおかげで難なく借りることができました(ノД`)・゜・。

ちなみに、母が亡くなる前に「早く家を探したほうがいいよ。買うなら中古のほうがお得だから中古がいいよ」とよく言っていて、それが遺言の一つだと感じていたので、母の言ったことが実現できて嬉しかったです。

結局は期待しないほうが、現実はうまくいくのかもしれない

先日の記事でご紹介したのですが、

最近の私は「本当の自分に目覚める」ことで奇跡が起こることを期待しなくなっていて、家探しの中で思い通りに行かない状況に直面したときも、残念な気持ちはありつつ、「これも自分にとって最善のことなんだ」とだいぶ素直に受け止めることができたと思います。

よく「期待しないほうが現実がうまくいく」と言われますが、ホントに奇跡的な結果を期待しなくなったら、結果的に奇跡が起きた感じでした。

「結果に期待しない」というのは、「夢を持っちゃいけない」「思い通りにしたいと願っちゃいけない」ってことではなくて、夢や希望を持つのはいいけど、それが叶わない場合、望まない結果も自分にとって必要な経験だと受け止める、ってことですね。

夢を叶えたい、願望を叶えたいという気持ち自体は、この世に生きる上でいらないとは思いません。だいたい私なんか煩悩だらけだから、望みを手放せって言われても手放せませんしね(笑)

ということは、望みがあったら、見えない宇宙の働きで引き寄せることは期待しないほうがいい。それよりも現実的に自分でできることを淡々とやったほうがいいようです。

だって散々修行して悟りのマスターになったら現実は簡単に変えられるかもしれないけど、それよりも東大に行きたかったら必死で勉強した方が早いし、甲子園に出たかったら必死で練習した方がずっと効果的ですよね、笑。そもそも悟りのマスターになったら現実を変えようとも思わなくなりそうだし。

ただ必死で勉強しても東大入れないかもしれないし、毎日練習頑張っても甲子園に行けないかもしれない。
でもそんなときにも、本当の自分に目覚めてると、望みを叶えようと頑張ってきたプロセスが自分にとって一番必要な学びだった、ってことがわかるんですよね。

だから結果が思い通りじゃなくてもすぐに気持ちが切り替えられるし、過去にどんなに願っても叶わずに悔しい思いをしたことがあったとしても、「あの時に望みが叶わなくて良かった」って思えるようになるんですよね。

望む結果を引き寄せることよりも、そうやって「なんだ、どっちに転んでも大丈夫なんじゃん」って安心して生きられるようになることが、スピリチュアルな学びの一番いいところなんだと思います。

私の場合も、運よく良い家が見つかったとはいえ、これからローン返済がちゃんとできるのかは不明だし(^^;) しかも物件探しや契約の日々も忙しかったのに、引っ越し作業を始めて以降はさらに気が狂うほど忙しくなり(笑)、気が急いてるせいか車をこすったり、引っ越したばかりなのに浴室の換気扇が動かなくなったり(しかも昔の勤務先に関係する部品が原因で)とハプニングだらけの毎日で、その場その場では「も~なんでうまくいかないの!」ってテンパってますがw

でも結局は本当の自分にとって必要なことしか起こらないと思えるので、どこか安心していられる気がします(*´▽`*)



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