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GiverとTakerのお話〜最近手放した2つのこと〜

ここ1ヶ月くらいのあいだに、それまであまり考えたことがなかったこの単語と、不思議なことに何回も出会いました。

GiverとTaker。
みなさんはご存知でしょうか?

ギバー、テイカー、マッチャーとは、組織心理学者アダム・グランド氏が著書「GIVE & TAKE」の中で唱えた人間の分類3タイプを表す言葉です。

以下、ギバー、テイカー、マッチャーの簡単な紹介になります。

ギバー…人に惜しみなく与える人
テイカー…真っ先に自分の利益を優先させる人
マッチャー…損得のバランスを考える人(ギバーとテイカーの中間)

https://hikari-shinri.com/giver-taker-diagnosis/

著者のアダム・グラントは組織心理学の気鋭の研究者です。この本には彼自身の研究成果も含めた心理学のさまざまな知見がたっぷりと詰まっています。そのベースにあるのが、人間の行動様式の3類型です。第一がギバー(GIVER)、与える人。第二がテイカー(TAKER)、受けとる人。で、第三がマッチャー(MATCHER)、ギブとテイクのバランスをとる人。

字面だけだと誤解されがちな分類なんですが、ギバーと言っても、ひたすら他者に与えるだけじゃない。テイカーと言っても、人から得ようとするだけじゃない。みんながみんな、与える・得るだけの関係だと、世の中と折り合いがつきません。詐欺師はピュアなテイカー、聖職者はピュアなギバーと言えますが、こういう特殊な職業の人は別にして、ほとんどの人はギブ・アンド・テイクで生きています。要するに、仕事は価値の交換です。その意味ではギブ・アンド・テイクになるのが必然です。

監訳者 楠木建さんの記事より
https://www.foresight.ext.hitachi.co.jp/_ct/17535390

わたしは本はまだ読めていませんが、世の中には3つのタイプの人がいるという話です。

あるサイトに簡単な診断があったのでやってみたところ、わたしはマッチャーでした。
ここからは自己分析ですが、わたしはマッチャーの中でも多分、よりたくさんgiveしたい、そしてそこから自分なりに得るものが欲しい、という思考なのかなと感じています。
(詳しくは本を読みたいと思います)

やりがいを感じていたBtoCの営業や教師の仕事も、
心の根底には常にgiveの精神がありました。
(これは全員ではないと思います。実際に同じ職業でtakerの人もたくさんいました)

営業は最終的に契約・成績につながらなければ仕事として意味がないのですが、教員の仕事はある意味生徒に対してgiveの精神しか無かった気がします。

プライベートでも、自分の好きな人や周りの人のために、giveしたいと思ってしまいがち。そうすることがわたしにとって心地よいことなのです。

実は最近あることがきっかけで、それまで日常だった2つのことから離れてみました

思い返せば昔からよく
『YUKOはできちゃうから』『得意そうだから』といって色んなことを任されがちでした。
特に◯◯委員とか幹事系の仕事、紙面を作ったり何やら手間がかかる仕事。

確かに、わたしは以前記事にしたように昔から『スピード』に重きを置いています。※
だから、その分野においてやろうと思ってもできない人からしたらそう捉えられるのかもしれません。
わたしも、苦手な分野で苦手なことをするより、得意なことで人の役に立つのならと思っています。

でも、わたしが心の底から何の見返りも求めずにそれができる相手はきっと息子たちだけだと思います。

『見返り』というと大袈裟ですが、わたしが求めてしまうのは『笑顔』や『感謝のこころ』です。
そしてできたら、相手からも何か学ぶものや得るものがあれば尚のこといいなと思います。

こちらが犠牲を払う場合はなおさら、その犠牲を相手に正しく理解してもらった上で、それを相殺できるくらいのメリットがないとおかしいと思っています。
(※こういう思考がマッチャーですね)

例えば今わたしが付き合いのあるお友だちは、尊敬できる人しかいません。
その友だちのためなら出来ることは何でもしたいですが、それはわたしが普段相手から、何かしらの学びや楽しい時間をもらっているから。
それが無い人とは付き合いたいと思いませんし、時間は有限なので無駄なことに使うべきでは無いと思っています。

自分のこころに疑問が浮かんだときは一度立ち止まって、
これは自分に本当に必要なのか?手放すべきか?そのタイミングはいつなのか?を考えるのも大切なのだと思いました。

ある程度長く自分がそのポジションにいると、
自分も周りもそれが当たり前になってしまいがちです。

『お母さん』『一家の大黒柱』『会社員』『嫁』『長男』などなど…

知らぬ間に、自分がそれをするべきだと思い込んでいることって無いでしょうか?
または、誰かからそう強いられていることはないでしょうか?
そしてそれは本当に”あなた”がしなければならないことなのでしょうか?

今のポジションに、なんとなくモヤモヤするとき。
コーチングでも学んでいますが、
5年後、10年後も同じことをしていたいか?
という問いを自分にしてみること。
それが無かったときをイメージしてどう感じるか?
俯瞰して考えてみることが必要だなと気がつく良い機会でした。

自分の人生は、誰かに決められるものではなくポリシーを持っていれば自分で決めていけるものです。

わたしにはいくつか大切にしていることがあります。

自分にも相手にも嘘はつかないこと。愛と品格を持って接することです。

『ついていい嘘は、バレた時に人を喜ばせる嘘だけ』
ということばを若い時から心の片隅に置いて生きています。


また、決して人の時間や想い、才能を搾取する人にはなりたくないな、と改めて感じました。

そして愛を与えるべき人、エネルギーを使う人はこれからも選んでいきたいし、
それを正しく判断できる人であるためには日々勉強し、変化することが大切だと思います。

大切にしたい人を誠実に大切にして
子どもたちにより良い未来を残していけるように少しでも貢献できたらと思っています😊

経験をプラスにするのもマイナスにするのも本人次第。今回わたしに起きたことはどちらもここ数年のなかでかなりインパクトのあることでしたが、
自分の人生をよりよくするためのステップだったと思っています。

離れてみると、自然と前向きなエネルギーと愛のある人たちが周りに居てくれています。
日々そんな人たちに感謝しながら、明日もコーチングアカデミーの講座です!
新しいことを学んだり目標があると、自然と前向きになれます☺️

オンタイムで参加できるかな、どうか子どもたちが早めに寝てくれますように…🥹


※スピードの話をした記事はこちら

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