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新しいピアノ教室の発表会

2023年の12月のこと。
「来年の2月にミニ発表会をやるので、でませんか?」
とお誘いがありまして、新しいピアノ教室での発表会に出ることになりました。
準備期間としては二か月しかないので、私にとってはなかなかの泰斗スケジュール。
しかし、お仕事もそんなに忙しくないし、何しろ在宅勤務だし、手のかかる子供もいなければ、介護しているわけでもない。これはやるしかない!

曲目は プレリュード 平均律の一番の一番最初のやつ、と 春。どちらもバッハ。
プレリュードは同じ手の形でずんずん進む感じの曲なので、逆に暗譜が難しそうな気がしたので最初から諦め、きちんと響かせてミスの内容に弾くことを目指しました。
春は比較的シンプルな旋律ながらもなかなか弾きにくく・・・。
この二か月はこの二曲をひたすら練習。

休日に二時間くらい弾くとだいぶ疲れてしまう。先生から「フォルテで一音ずつはっきり弾いてみてください」といわれると本当に疲れる。指に力を入れるということは結局肩や肩甲骨、そして腹筋、というか丹田から力を入れて弾く感じ?とにかく、とにかく疲れる。(そしてちょっとお昼寝)

平日は、朝、勤務開始前に30分、昼休みに30分、夕食前に15分、夕食後に1時間、という感じ。

私にしてはすごく自分を追い込んで、ちゃんと時間を作り体調を管理して臨むことができました。そこはよかった。

発表会の3日ほど前に大雪が降った。家の前を少しだけ雪掻きをしたところ、肩を痛めてしまった。雪掻きの後にピアノを弾いたら、指が~指が~がくがくして全然弾けなくなってた。これは大変だとなり、ストレッチをしたりクエン酸飲んだり、プロテイン飲んだり。とにかく早く寝て体力回復させねばとたくさん寝た。近所の整体の先生に泣きついてストレッチ&マッサージで当日までにはちゃんと復活した。

当日の発表は生徒10人とその家族がカフェ的なお店でのこじんまりとした発表会となりました。
幼稚園くらいの生徒さんから中学生ぐらいかな、素晴らしい聴きごたえのある演奏する方もいました。聴き入っているうちに私の番となりました。震える手で楽譜を広げて、ペダルの感覚を確かめて、深呼吸。鍵盤をじっと見つめて。なかなか弾き出さない。最初はプレリュード。軽いタッチの鍵盤で思ったより音が響かない。頑張って響け~響け~と念じながら~。二曲目の春の出だしで躓いてしまい、どうしても一音うまく弾けなくて、最初から弾きなおし。。。(あ~やってしまいました)まあいいか。こんなもんかな。大きくミスりましたがそのほかはきれいに響いてたんじゃないかと思いますわ。先生の指導のおかげです。

ピアノ教室を変わったら本当に上達したなぁと実感します。変えてよかったな。
次は何の曲弾こうかな~ソナチネアルバムのベートーヴェンか、ショパンのワルツかな。

そういえば、在宅勤務のお仕事に飽きたので4月から通勤のお仕事をすることになりました。きっとこっちも変えてよかったな、となると思います。

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