ツーリング野郎7号

好きなクルマ・バイクについての「好き」や「まとめ」、この他レースゲーム等について「好き…

ツーリング野郎7号

好きなクルマ・バイクについての「好き」や「まとめ」、この他レースゲーム等について「好き」を書いていきます。

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V7シリーズについて

21世紀の屋台骨 ついこの3月15日に創立102周年となったモトグッツィ、同社といえば縦置きVツインのシャフトドライブ、そんな前置きで書き始められる記事は幾重にもある。だが、モトグッツィといえばつまるところそのコンポーネントに依るキャラクターは、欠く事が出来ないほどのものであるため、そう書かざるを得ない。 そうした縦置きVツインのエンジンは、大きく分けて2023年現在は3つの系譜がこの世に存在する。 ・ビッグブロック ・スモールブロック ・コンパクトブロック この3種類だ。

    • 今度はカリフォルニア?

      伝統ネームが復活? 以前、アプリリア製の457㏄パラツインエンジンを使用したグッツィの入門モデルについて憶測と持論を展開した。まだそんなに日が経っていないので覚えている諸兄も居るかと思う。 そして今度は、20年っきりで系譜が途絶えてしまったカリフォルニアについて復活するのでは?という噂を聞きつけた。 時間の無い方のためにこの噂がどういうものか、三行で書き表そう。 1.アメリカで"MOTO GUZZI CALIFORNIA"の商標登録が行われた 2.アメリカは使用主義なの

      • ベルテッドバイアスタイヤ

        バイクとタイヤ 今回は久しぶりにバイクの話、筆者の愛車はモトグッツィ V7IIストーン、2015年製のネイキッドバイクでよくあるオートバイ!という形をしたモデルだ。 もう遡ること8年前、広島の地で愛車として迎え入れたイタリア生まれのオートバイで、筆者の大事な大事な宝物だ。日本でよく名を馳せているドゥカティとかMVアグスタとかそういう"走る工芸品"とか"走る宝石"みたいな渾名はとくにないオートバイだが、極めて乗りやすく、維持もしやすくて、目立ったトラブルの無い優等生だ。 あ

        • ミラーレス一眼を買っちまった

          ことのはじまり ミラーレス、その存在はずっと認知していたし、何も昨日今日知ってとても驚いたというモノではない。ただ、筆者は何の所以か、小さいデジカメから始まり、一眼レフへの辿る道は大体PENTAXだった。 一度使えばブランドに愛着というのは湧くもので、気が付けば身の回りには何かしらPENTAXのカメラがあった。 たったここまででもうお気づきの人は 「さてはミラーレス買いたくてもPENTAX になくて足踏みしてたな」 と予想がつくだろう。その通りすぎて何も言えない。そうな

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        V7シリーズについて

          来るのかパラツイングッツィ

          Vツインじゃないグッツィ モトグッツィといえば、空冷のVツイン………… はいはいわかったわかった知ってるってば。 と、話をぶった切っても良さそうなぐらい、どこでもかしこでも使い倒された過ぎた導入文句。今ではもう水冷のVツインもしっかり日本上陸を果たしたので、空冷云々の言い出しはちょっとヒネってやらないとダメかも。 それにしてもモトグッツィといえば縦置きVツインだよね!というのは個性や伝統であり、ある種の呪縛でさえある。あまり日本において”縦置きVツインの原理主義者”

          来るのかパラツイングッツィ

          身体は闘争を求める

          このnoteはアーマード・コア6のネタバレを含みます。 閲覧の際は、その点をご留意下さい。 レースゲームじゃないし・・・ 何かしらの事象を羅列した後に、身体は闘争を求める。故に、アーマード・コアの新作が出る。みたいな大喜利をSNSで見かけたことのある人は結構居るんじゃないかと思う。当然、筆者もその一人、その謳い文句はTwitterでも度々見かけていた。 しかしながら、今まで全くアーマード・コアはおろか、フロムソフトウェア製の作品群をプレイしたことは全くなく、旧作も名前を知

          身体は闘争を求める

          俺的イケてる自動車ランキング 2023

          何のランキング?このランキングは筆者のnoteページに於いては初お披露目になるのですが、遡ること10年前、ちゃんと言うと数えて10年前 みんカラに、あ、みんカラっていうのはですね、自動車オーナーたちが集まって愛車に関するいろんなコミュニケーションを取るクルマのSNSでして TwitterとかFacebookというよりかは、クルマ版mixiみたいなものです。 で、そこに当時大学生で、いっちょ前にW124型Eクラスを転がしていた筆者は、何を想ったのか ぼくのかんがえためっち

          俺的イケてる自動車ランキング 2023

          ラリージャパン2023観戦放浪記

          行くぜ!ラリージャパン! 今年もラリージャパンに行ってきました。WRC好きとしては見逃せないし、昨年はサービスパークしか行けなかったので、今年は絶対SS観戦チケットをゲットするぞ!!と意気込んでいました。 が なんといきなり初動のSS観戦券抽選販売の日を忘却しており、8月末のガチ争奪戦に参加しないといけないハメに・・・ 特にSS観戦券のマイカー観戦チケットは争奪率が高いようで・・・金曜日の稲生ダム(SS3/SS6)を狙って"チケットぴあ"でうおおおおお!!!って頑張っ

          ラリージャパン2023観戦放浪記

          WRC 2023 Rd.13 FORUM8 Rally Japan

          今年もやってきた! 今年も日本にやってきた!!昨年、長い沈黙を経て復活したラリージャパン。あの興奮から早くも1年が経ち、再びあの世界最高峰の舞台が日本へ戻ってきた。 言わずもがな最終戦を飾る日本の愛知県・岐阜県を舞台に繰り広げられるターマックラリーで、2004年に開催された北海道でのラリージャパンとは大きく異なる。 全てのステージ構成がターマックとなり、その狭く曲がりくねった"スーパー林道"は他のターマックラリーに比べて、ペースノートの量が3倍になるとも言われ、その独特な

          WRC 2023 Rd.13 FORUM8 Rally Japan

          WRC 2023 Rd.12 Central European Rally

          初の欧州3カ国跨ぎ WRC史上、国境を跨いでラリーをやる。という事は案外珍しくない。 スウェデッシュラリーでは一部ノルウェーに入ることもある年があったし、モンテカルロラリーは基本的にモナコとは銘打っているが、サービスパークそのものがフランス国内に設置されてたり、何なら殆どモナコを走らない年だってある。 ただ、そうした色々な事情にせよ、WRCのホスト国というのは基本的に1戦1国という暗黙の了解がある。先述の通りスウェデッシュラリーもモンテカルロラリーもそれぞれノルウェーとフ

          WRC 2023 Rd.12 Central European Rally

          WRC 2023 Rd.11 Rally Chile BIOBÍO

          ちょっと名前が可愛い ビオビオ、そんな語感になんか可愛いな・・・ヨーグルトみたい。と思ったスペクテイター達は少なくないと思う。ダノンビオってあるし・・・(笑) ラリーチリは4年ぶりの開催、2019年にWRCに登場し、ヤリスWRCを駆ったタナックが優勝したことを覚えている人も居るだろう。だが、2020年は国内の情勢不安に伴う政治日程との重複によりカレンダーから外れてしまった。 本当であれば、20年シーズン当時はチリ、アルゼンチンと南米2連戦になる予定だった。しかしながらコ

          WRC 2023 Rd.11 Rally Chile BIOBÍO

          スバルが帰ってく・・・る?

          喧々諤々 波乱万丈のアクロポリスラリーが開催されている傍ら、一つのニュースがクルマ好き達を騒がせた。 どうやらスバルがWRCにカムバックする可能性がある"らしい"ということだ。 Motorsport.comでそう報じられたニュースは、SNSでも注目を浴びX(旧Twitter)でも様々なクルマ好き層が喧々諤々の様相を呈している。 ゴリゴリのWRCファンではなくとも、スバルがラリーで大活躍していた事は誰に教わったでもなく知っているというクルマ好きは多いはずだ。 むしろ、スバ

          スバルが帰ってく・・・る?

          WRC 2023 Rd.10 EKO Acropolis Rally Greece

          神々のラリー アクロポリスラリーは、前戦フィンランドと同様に1973年のWRC初年度からラリーを開催してきた伝統のイベントだ。 この伝統のイベントは何と言っても、その荒れた路面と照り付ける太陽を含めマシンにもドライバー、コ・ドライバーにも厳しいラリーであることが挙げられる。 切り立った岩々は特にタイヤへ攻撃的であり、パンクを如何にして避けて走るかという部分もこのラリーを戦う上で重要な要素。更にステージはそうした鋭い岩々を抱く山岳地帯で、ミスコースをすると法面をマシンが転げ

          WRC 2023 Rd.10 EKO Acropolis Rally Greece

          GT7リバリー制作 GRカローラ編

          忘れている もうすっかりWRCの事しか書いていないこのnote グランツーリスモ7のリバリーの事なんて初回にあげたっきりだ。 あれだけ声高に”いいぞ”とか言っておいて無責任ここに極まっている。 マズい であるからして、今回はグランツーリスモ7に8月アップデートで加わったGRカローラ MORIZOエディション'22を素体に、筆者が貼り込んでったリバリーについてお届けしたいと思う。 GT7で作成できるリバリーはこんな風に作成できるのか~と見てもらい、是非自分自身でもリバリー

          GT7リバリー制作 GRカローラ編

          WRC 2023 Rd.9 Secto Rally Finland

          伝統のフィンランドGP ラリーフィンランドは1973年のWRC黎明期からその姿をシーズンに並べてきた。古くは1000湖ラリーとも呼ばれ、フィンランド湖水地方らしい多くの湖沼と針葉樹が織りなす風景はWRCに欠かせない情景となっている。 前戦のエストニアから変わり、硬く引き締まった路面は幅広く、うねるようなジャンプが続き、平均時速は130km/h以上、最高速度に至っては200km/hにも迫る。 その驚異的な速度域で繰り広げられるラリーはしばし「フィンランドグランプリ」とも呼ば

          WRC 2023 Rd.9 Secto Rally Finland

          WRC 2023 Rd.8 Rally Estonia

          後半戦の幕開け WRCは早くも後半戦を迎え、エストニアで高速グラベル2連戦の幕を開けた。 このエストニアは2020年にWRCに昇格し、ここ数年夏の高速グラベル2連戦を演出してきた。 2020年は地元のタナックが優勝、2021年にはロバンペラが自身初の優勝と共に史上最年少優勝の記録を塗り替えた事でも記憶に新しい。 更に昨年は、圧倒的なラリー運びで、天候の移ろいも手伝い最終SSでは 2位エバンスを22.5秒も突き放す圧巻のベストタイムで2連勝を飾っている。 エストニアはラリ

          WRC 2023 Rd.8 Rally Estonia