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【Tencho流】店長としての部下との接し方・やる気を出させる4つのポイント

こんばんわ、某★大手家電量販店Tenchoです。この記事は有料記事として書かせていただきます。今回はTencho流の部下との接し方についての記事を書いていきたいと思います!

結局のところ何事も人と人とのコミュニケーションが大事です。お客様とスタッフ、スタッフとスタッフ、店長と部下。今回は私なりの部下との接し方について余す事なく書いていきたいと思います!

あ、この記事では専門用語的な事はなるべく避けて書かせていただきます。

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それでは早速やっていきましょ!

①部下からの要望は絶対聞く

この間こんな事がありました。ウチの店では障がい者枠で採用している男性パートがいます。年齢は28歳。彼はアスペルガー症候群で、言語障害などは無いものの人とのコミュニケーションにおいて、言わなくても良い場面で言わなくても良い事を言ってしまう。いわゆる、悪く言ってしまえば「空気が読めない」という障害だ。

彼はパソコン業務は得意で、めちゃくちゃ一生懸命仕事をしてくれるパートだ。私が彼にまかせている業務は、店頭の価格を変更する業務だ。わかりやすく説明すると本社で商談したり時代のあおりを受けて、値上がりしたり値下がりしたりする商品の値札を変える業務だ。

先日彼が私に今やってる価格変更の業務なんですが、値札が複数枚出てきたりして、とてもやりにくいので良いやり方を考えたので、それでやっていいかどうか許可が欲しいと言ってきた。

最近始まった業務ではない。何年も何十年も同じやり方でやってきた業務だ。言われたタイミングはどうしてもはずせない会議の直前。彼は私の所へ来てエクセルの計算式の説明をし始めた。私には正直言ってその話しを聞いている時間がなかったし、私には画面を見ないでエクセルの計算式を聞いて理解できる程のエクセルのスキルもなかった。

その場では「ごめん、とりあえず会議があるから」と、その事をちゃんと聞いてあげる事ができませんでした。それに私の中には、ずっと同じやり方なんだから、今更変える必要があるのか?っていう気持ちも少なからずあった。

会議が終わった後でさっきの事を思い出した私は、彼を呼んで画面を見ながらさっきの話しをちゃんと聞いた。なるほど。確かにそっちのやり方の方が良いなと思いました。

「わかった、じゃあそのやり方の方が効率が良いからそのやり方でやって」と彼に言うとすごく嬉しそうにしていました。

後で別の部下から聞いた話しでは、彼はその障害の事もありどこの会社でも「余計な事はしなくてもいいから、言われた事だけやれ」と言われ続けてきたという事だった。

だから店長が話しを聞いてくれて、それでやっていいって言ってくれてめちゃくちゃ嬉しかったと話していたそうだ。

たった5分、たった5分話しを聞いただけでこんなに喜んでくれるなんて、私も本当に話しを聞いて良かったと思いました。この5分で私はその彼の信頼を勝ち取ったのです。

ただ間違えないでほしいのは、部下の言った事をなんでも認めろと言ってる訳ではないんです。ただ最低限「ちゃんと聞いて、ちゃんと判断する」という事はめちゃくちゃ大事な事だと思います。

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