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[伊勢旅⑥] 倭姫宮

3月20日。
晴れ渡る青空から、春分の日の太陽が昇りました。(上の写真は外宮方面の空です。)
ホテルからタクシーでいよいよ行ってみたかった内宮へ向かいました。
タクシーをお願いしたのは、内宮までの道中、行きたいお宮さんや神社さんがあったからです。

まず倭姫宮さんへ行きました。
なぜ倭姫宮さんへ行きたかったかというと…
旅行前から倭姫様とお話をさせていただいていて、とってもかわいい女神様で、お声もかわいらしいお方なので、ぜひお宮へ行かさせていただきたい!と思ったからです。

タクシーに乗って、運転手さんとお話をしながら、伊勢市の町中を見ていると、あっという間に着きました。
倭姫宮の鳥居は撮り忘れていましたが、参拝者の方もまだいなかったので、朝の参道はとても静かでした。

大きな木がたくさんあって、緑がきれいで、清々しかったです。

きれいな階段。すごいですよね、こんな階段が作れるなんて。

今回の伊勢の旅で見たかったもののひとつ、各お宮さんの社殿のまわりに敷き詰められた石。(外宮や月夜見宮でも見ました。)
神宮式年遷宮の際、『お白石持(おしらいしもち)行事』という行事があるそうです。
以前、伊勢の方々やいろいろな方が宮川という川の河原で拾い集めておられるのを映像で観たことがあります。
それを観て、その時「ひとつひとつ色んな方が大切に拾い集めておられるんだ……もし伊勢神宮に行けたら、踏めない……」と思ってました。
実際に外宮、月夜見宮、倭姫宮とお参りさせていただく中、お参りするためにはこの石を踏まなければなりませんでした…。
たくさんの方々が関わっていることを感じながら参拝させていただき、引き返していると社務所の方にお辞儀をしておられるご年配の方がいらっしゃいました。
「あのおばあちゃん、いつもお参りにきてくれてるの」と倭姫様がおっしゃられました。
神様は参拝者の方をいつも見ておられることをあらためて知りました。
神前で「おはようございます」とお声をかけたら、「おはようございます」とお言葉をかえしてくださってたりもしてくださっていて。
倭姫様のあたたかなまなざしや優しいお心を感じました。

大地に大きく根をはっている木もありました。
ゆっくりと静かに過ごしたい方にぜひおすすめしたい場所でした。

倭姫様のおかげで、とても素敵な時間を過ごさせていただき、ふたたびタクシーに乗り、次のお宮さんに向かいました。

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