恋と呼ばせて

だれにでも穴がある。
この穴を通るものを選ぶことは出来るだろうか。孤独の穴にアルコールが溜まらない。いくら飲んでも酩酊しても穴は穴のまま。
我慢の穴に食べ物は届かない。
我慢で築いてきたものをあなたへ返す。
気づいて、ほしい、私も、もう、わからない、から。
食べることを我慢するのは、あなたの我慢が私を育てて来たから。私は見てそのまま我慢を覚えた。そして、それ以外のやり方がわからない。拒むことしかわからない。

レトルト三角関係。お酒とあなたと私。

三角はサンドイッチひとつは具材。
パンは2枚あってもボソボソしちゃうから真ん中にあの子呼ぼう。
だけど、あの子、色が違う。私たちがあの子を重宝してる。色が違うことを本人も落ち着かなそうにしながらもここに三角が出来るのは寂しいからだってわかってる。

誰にでも穴がある。穴、見えない様に切り落として綺麗な三角サンドイッチ。
ほら、今食べるだけなら上出来でしょ?
消費され行く今が旬だなんて、でも見た目が汚いのはたべにくいよね。。よね。。

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