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多頭飼い4 --相談女

 こんばんは、乙訓野添です。最近、出会いに対する熱意が減退して気がします。まぁ、毎日、鬱なポスト見てるからかな?

 主従関係というのをリサーチする一環で、悩ましい女性の相談に預かる事も多々ありました。最初は、見ず知らずといえどもフォロワーさんなので、親身に相談にのり、厳しい事も言ってたのですが、最後の方はただの情報収集になり、最近は面倒臭くなりました。
 どうしてそうなったのかが、今回のテーマです。

 多頭で相談してくる女性というのは、基本的に弱者女性です。要するに、好きになった男が他にも女がいて、自分は決して本命ではない、という事が分かっているのです。それについて苦悩するから、誰かに話しを聞いて欲しい、という流れです。
 そんなもんに対する答えは、「嫌なら付き合わなけりゃ良いじゃん」というもの以外にありません。普通で考えたら、他に女いる男と付き合いますか。付き合わないでしょう。それを知ってなお、付き合おうとするから、多頭飼いは指弾されないのです。

 もちろん、自分も最初のうちは親身にその様に答えていました。それに対して、相談女性たちは、その時は納得した風になるのですが、結局は、その多頭主と付き合う事を選択します。そして、悔しい目や酷い目に遭って、相談に来るという流れです。
 こういうのを繰り返すうちに、自分はある事に気がつきました。
 まず、女性というのは、相談する相手に対して、解決策を求めているのではなくて、単に共感を求めているだけのこと。これは一般的に女性の心理としてよく語られることなのですが、それに加えて、「きっと大丈夫」と後押しして貰いたがっている、という事に気がつきました。
 多頭されてるけど、きっと自分を大事にしてくれる、きっと自分だけを見てくれる様になる、そのために、今は耐えなきゃ、頑張らなきゃ。それが多頭される弱者女性の心理です。その気持ちを後押ししてくれる言葉を待っているのです。

 実際には、良い様に遊ばれてるだけなのですが、自分から断れば、相手にしてくれる人がいない、そういう後のない状況に、彼女らは耐えられないのでしょう。自分が不当な地位にある事に目を瞑ってでも、男との繋がりを持っていたい。これはバブル期のメッシー君やアッシー君と同じ心境です。
 相談を持ちかけてくる女性は、おそらくは他では相手にされてないと思います。当たり前です、真面目な友達なら、そんな付き合いは止めるでしょうから。しかし、多頭彼女はそういう答えは求めていません。となれば、そんな人に親身に相談乗る人などいないでしょう。いるとしたら、ワンチャン横取りを考えてる弱者男くらいなものです。

 自分は、彼女らが弱者といえども、SMの世界においては、NGの少ない希少な人材になっていると考えています。その価値を自ら認め、自分を安売りしなければ、弱者といえどもまともな部類の男と、ちゃんとしたお付き合いができるのではないか、と考えています。言い換えれば、弱者男性がもっと「悪い男」になって、そうした女性を多頭の網にかからない様に、引っ張り上げればと思っています。
 しかし、現実には、相談女性は強者男に良い様に食い散らかされています。こればっかりは、弱者女性自身が目覚めて改善していくより、方法がなさそうです。
 ともあれ、まったく成果の出ない相談に乗る事は無意味なので、最近はどんどん後押しする事にしています。うまくいけばいいね。

 今回のnoteはここまで。親切心が裏切られると冷酷にもなろうものです。スキやコメントは求めません。最後まで読んでいただき、有難うございました。


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