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School for Life Compath

フォルケホイスコーレという学校がデンマークにあることをご存じでしょうか。
人生の大学、とも言われています。

年代も背景もばらばらな人たちが、
人生で必要な時に立ち止まり、
共に暮らし学び、感性を磨く。
森の中で、コーヒー片手に互いの哲学を語り合う
人生のための学びの時間。

Compath HP
https://schoolforlifecompath.studio.site/3より

日本の高校でもなく、大学でもない。
誰でも話し合うこと・余白を大切にできる学校です。

そこでの生活が私にもたらしてくれたものがすごく大きかったので、書いておきます。
(ちなみにいくつかコースがある(詳しくはこちら→https://schoolforlifecompath.studio.site/)のですが、私が参加したのは今年の2月~3月にかけてです。相当遅いレポートとなります笑)

それでは参加した理由から行きます!

Compathみっけ!

私はかなり社会問題とか、世の中の出来事が気になります。
自分が生きていく世界の話とか、問題とか、知っておきたいし、考えたい。
でも、そういうことを友達と話すと「意識高いね」「真面目だね」と言われ、相手と自分の間に壁をつくられたり、線を引かれたりしそうで。
それが嫌でした。

昨日のテレビの話とか噂話とか、SNSでの話とか、全部いらないってわけじゃない。
けど、もうちょっと他の話もしてみたい。
でも急にそんなこと言ったら盛り上がっている場に水を差すかも。
私の居場所をなくしてしまうかも。。。

自分の居場所をなくすくらいなら、最初から自分の考えは出さずに、相手の話に同意してればいいや。
その場のノリで話すことも、笑うことも、嫌いじゃないし、それで人間関係うまくいくならそれでいいや。
完全省エネで傷つかないように。
他人と揉めず、何事もないことが一番だ。
高校生のころまではそんな気持ちでいることも多かったです。

大学に入り、ありがたいことに私にはくだらない話から社会問題まで話せる友達ができました。
それでも、それ以外の人と話す時は省エネで、自分の考えをさらけ出すことはほぼありませんでした。

そんな時、たまたま知ったデンマークのフォルケホイスコーレ。
「対話」を大事にし、民主主義を学ぶ場。

デンマークまで行かずとも、日本でもできないのかな?とGoogleさんで全力検索。
そこで出会ったのがCompathでした。

対話を通して他者と向き合い、自分とも向き合う。全く知らない人と、縁もゆかりもない北海道の東川町(https://higashikawa-town.jp/)で「対話」することで、今までの自分と向き合いたいと思って参加しました。


北海道東川町

これがまたいい場所なんだ。

水道水飲めます。
とてもおいしいです。
スノーパウダーです。
スノボでどれだけ転んでも痛くありません。
町の人が優しいです。
「この人からあの商品買いたい!」って思えます。

これは私がいつもここに住んでいないから余計に思うんだろうけど、急かされません。
いつもならいかに速く歩けるか、目的地までどうやったら効率よくたどり着けるか、をよく考えるのです。
が、冬だったこともあり、速く、よりも転ばない、の方が大事なわけです。
車の通りもそんなに多くない。
ここまでくると楽しむしかない笑
なんとなく日々をこなすんじゃなくて、ゆったりした時間の中で景色や味、行動一つ一つに対して多感になっていました。

ぜひぜひ調べてみてください!(宣伝)


入りがだいぶ長くなったので、何をしたのか、何を学んだのかは次回に続きます。