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大人でも意外と難しい TPOに合わせた美しい日本語

日本語の美しさと難しさ

ソフトスキルにおける言葉遣いの大切さ

言葉遣いとソフトスキルって関係あるの?と思うかもしれませんが無関係ではありません。「傾聴」「質問力」「プレゼン力」どれをとっても言葉の選び方を間違えたら折角のスキルを活かすことができません。

例えば僕がよくやりがちなのが先輩や目上の人に対して「流石ですね~」ってやつです。幸い僕の先輩方は優しいので今まで怒られたことはありませんが、人によっては「上から目線だな」「馬鹿にしているの?」と取られかねません。

言葉尻を捉えて細かく指摘する人間になりたくはないのですが、大人にふさわしい日本語を遣えるということも大切だと感じます。

美容師の常識、世間の非常識?

どういう業界でも言われることかもしれませんが、美容業界でもしばしば言われる言葉です。言葉遣いに限られた話ではないのですが、世間の常識とずれている部分はきっとあると思います。

接客マナーや美容師がよく使う言葉などは学生の頃から学びますし、マニュアル化もされているので表面化しにくい部分もあるのですがお客様との一対一の会話になった時の言葉遣いはなんとなくでごまかしている人も多いのでは?

また、ビジネスマネーなどは学ぶ機会があまり無いので文章に使う言葉や定型の挨拶などもほとんど知りません。もちろんそういうものを学んでいるお店もあるとは思いますが。

知っていて損は無い 正しい日本語

日頃から練習して慣れておこう

  • 承知しました

  • 存じております

  • 失念しておりました

  • ご教示ください

など少し硬い表現は正直お店の先輩・後輩間では使わないことがほとんどかと思うのですが、お客様や取引先の方とは使う必要がある時もあるかと思います。

ですが、英語などと同じで普段使っていないととっさの時に出てこないんですよね。なので、スタッフ間でどんどん使って体に馴染ませておこうというのがセミナーの狙いの1つです。

美容師は「世間知らず」「チャラい」などのイメージを持たれている方もいるので、いい意味で裏切っていけるようにどんどん勉強して使っていこうと思います。

言葉選びの大切さ

僕は新卒から同じ会社なので他の会社やお店のことは詳しくはないですが、美容師仲間や専門学校の先生などからの情報も含めた独断と偏見で言わせてもらうと美容師はきつい人が多い!これは男女含めてです。

嫌な人が多いという意味ではありません。言葉がきつく感じる人が多いということです。他のテーマの時にもよく言っていることですが、「あの言い方ひどくないですか?」のトラブルの多さ!

よくよく聞くとどちらの言い分もそんなに間違ってないんですよ。ただ選ぶ言葉がお互い適切でなかったから感情的になってしまってトラブルに発展してしまうという不毛なパターンです。

僕のお店は上下関係がそこまで厳しくないので、余計にそうなってしまうのかもしれません。なので、普段から言いがちな言葉をポジティブな言葉に変換できるよういくつか例を出して今回のセミナーで伝えました。

「なんでそういうミスをしたの?」
これ聞きたくなりますよね?こちらとしては原因を知って解決方法を検討したいだけなのですが、こう聞くと怒られると思うのか明確な返答は帰ってきません。相手は責められてるという感覚しかないのでしょう。

「どうやったらミスを防げそう?」
と聞いてみましょう。その解決方法が最適ではなかったとしても、ミスをした原因が見えてくるはずです。

まずは指導する立場である僕たちが言葉選びを大切にすることで、良い影響が広がっていく流れを作っていきたいと思います。

まとめ

このnoteを書くにあたってはあえて難しい言葉や漢字はあまり使わないように気をつけています。そして親しみを持てるような表現をしようと最初に決めました。

それはなるべく多くの人に伝わりやすいことを目指しているからです。言葉はまず正確に伝わることが一番大切と考えるからこそ場所や相手に合わせた言葉を知るための機会が必要だと考えています。

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