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やば。はヤバい 三度の飯より藤井風

風さんの歌詞は独特で時々「???」がグルグルする。
「この広い世界の中じゃ収まらない」とか。
「気づいた時には まだ早い」とか。
面白い歌詞を書く人だなぁと、一気に惹き込まれた。

で。やば。
視覚障害があるので、歌詞カードが読めないというか見えない、色が薄くて。
なので曲を聴く時は、耳が頼り。
でも風さんの独特な表現と言葉の連なり。
初聴きで、つい空耳してしまうことも多い。
たとえば何なんwの冒頭。
「あんたのその歯にはさがった青さ粉に」の「あおさ粉に」を
「あおさアゴに」と聴き間違いしてしまい

「あおさが…アゴに…?」

歯にはさまってたあおさが、どうやってアゴに移動を…と。

で、やば。ですが。
これは空耳はしなかったものの、サビの歌詞で驚いた。
今まで色んな曲を聴いてきたけど、あの単語が入ってるのは初めて。
LASAが届いた日の夜。
コーヒーを用意して、いざ。と聴き始めた。
きらり、まつり、へでもねーよ。あーやっぱいいなぁ藤井風。
そして、やば。おお。イントロから大人の雰囲気。
聴きながら、自然と身体がゆらゆら。心地良さに身を委ねていたら。
「何度も何度も 墓まで行って」
ん…ん??
墓。

…墓…?

墓まで行って手を合わす。
これはそのままの意味…ではない、よな。
え、どうなんだ。素直に聴けばいいのか?分からん。
分からんと思いつつ、色んなことがグルグルした。
結局、明け方までリピしてしまった。
そして自分なりに仮説を立てて、なんとか落ち着いた。
もしかしたら自分と同じ考えを持つ人がいるかもしれない。
でもこれは、あくまでも個人の仮説に過ぎない。
だから自分だけで、これからも楽しもうと思う。

やば。
やばいな。うん。



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