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INTJがマインドマップに挑戦したよ!


■マインドマップ=頭の中の「見える化」

唐突ですが、みなさんはマインドマップというノート法をご存じですか?    初めて聞いたという方もいるかもしれませんね。かくゆう私も何かの拍子でマインドマップというワードをどこかでぼんやり聞いた程度の認識です。

ざっくり説明すると「マインドマップは人間の自然な思考プロセスを反映したノート法」で、イギリスの著述家、トニーブザン氏が開発したものです。人は何かを思いつくと自然と次から次に考えが巡る連想的思考が働きます。マインドマップは頭の中で展開する「連想的思考」を「見える化」させ、思考の整理や記憶の定着、創造的なアイデアを生みだす効果があるそうです。「マインドマップ」で検索すると色々な種類がありました。各ホームページにそれぞれ詳しく掲載されているので興味のある方はぜひ、ご覧になってみてください。                                 

ところで、最近、私の職場で複数の案件が重なり、コトの本質が見えず、どこから手を付ければ良いか考えあぐねることが有りました。思案していると私の脳裏にマインドマップが掠めました。四方八方塞がっているときは具体的行動に移すしかないと思い、各種サイトを参考に完全自己流マップを描いてみようと思い立ったわけです。                                

この先は、INTJによるマインドマップ感想まとめです。実際に描いた図を挙げたいけれど、固有名詞連発だし、私の真っ黒な感情を放出するのはあまりに忍びないので悪しからず掲載を控えます。それと、マインドマップが連想的アイデアを引きだすノート法なので、私のテンションも同期すべくENFPを憑依させ文章を書いてみたいと思います。                  

■INTJの私が30分1本勝負の「マインドマップ」に挑戦したよ!!    

①用意するもの

まずは机のうえにA3のピンクの色画用紙と3色ボールペンを用意。気が散るから他は何も置かない。でも白紙からマップを描き上げようと思うとホント、プレッシャー感じる。何だろう、この気持ち…。創造力が身に付くというけど全然ワクワクしない。仕事のことを主題にしているせいかな…。                 

②タイトルを中央に、構成要素を放射状に配置せよ

いざ、覚悟を決め中央に楕円を描き「○〇について」と主題を太字でレタリングする。主題に関するイラストも描いて色も付けてみた。ちょっとカワイイ。そっか、カラフルに塗らないとモチベーション上がらないもんね。そこから5つの構成要素、適当に「現状」「課題」「目指す方向性」「社会の動向」「自分の気持ち」と割り付け、太い枝(ブランチ)を放射状に伸ばす。あとは頭に浮かぶワードをどんどん書き、更にそこから関連するワードを枝葉を伸ばす樹木みたいに単語やショートセンテンスをじゃんじゃん付け足してゆく。         

③30分1本勝負、思いつくワードをガンガン紙に埋め尽くせ

マップの制限時間を30分に決めた。大切なのはスピードとテンポ。説明には「右脳と左脳の交互の働きを用いる」と書いてある。正解を探そうとか、キレイに描こうということより、勢いやひらめきを重視した方が頭の中の引き出し(無意識)からゴッソリと「思い付きの小ネタ」がたくさん出てくる気がする。ワードはすぐに浮かぶから色塗りしている余裕なんて無い。黒ボールペンしか使ってないけどまあいっかあ。                   

④106個の枝(ブランチ)で圧迫感マシマシのマップが出来たよ

30分弱で5つの項目から伸びた枝(ブランチ)から連想ワードがA3用紙いっぱいに広がった。枝(ブランチ)のワードの数なんと106個。パッと見、ギリシャ神話のメデューサの頭とか、昔のホラー映画「リング」の貞子がテレビから這い出たときに長い髪がブワーッと広がるアレみたい。勢いに任せたら拡大しすぎて収拾つかない。紙面いっぱいに伸びた枝で余白は埋め尽くされ圧迫感マシマシのマインドマップが出来た。なんか、頭の中身が「貞子」かと思うとそれはそれで暗示めいていてちょっと闇を感じる‥。   

■INTJのマインドマップとは?                   

結局「ENFP憑依させた」って単に体言止めとカタカナとオノマトペと文字数制限しただけでした。やっぱり慣れないことをするものではないですね。では次に、マインドマップ作りをやってみてのINT的考察を挙げます。             

①INTJに連想法はお任せ

N型/直観型なので、ひとつの事柄から多くの意味合いを探る行為が常なので連想思考は基本、得意です。よってワードは芋づる式に際限なく思いつきました。どちらかと言えば、連想法によりアイデアを引き出すことを目的とするマインドマップは、刺激情報をありのままを受け取るS型/感覚型の方に対し高い効果をあげられるのかなと思いました。    

②INTJのマップにはネガティブワードが大量拡散             

これは私の思い込みの持論ですけど、「Niの原初とは未来の不安=死の不安」に対する予期不安だと思っているので出てくるワードも専らネガティブに傾きがちです。ああ、だから「貞子」なのですね、納得しました。いや赤とか青のペンを使えば「貞子」は避けられたかもしれない。やっぱり色の作用は大切です。               

③INTJの連想ワードが内にこもりがち               

Niは直観が集約、収束方向に向かうため、ワードはたくさん思いついても、Ne持ちさんのような飛躍した発想や外部を取り込んだ斬新なアイデアは出てこないのかなと思いました。連想の内容に、まとまりが有るというか、はみ出しきらず現実感が伴っている感じです。また、超内向なので頭に浮かぶワードも内に内にこもってゆきます。マップは拡張するがワードは深く尖り矛盾するというか…。マップを俯瞰し、Te(客観的指標や他者の視点)を用いて修正(注釈を加えたりワード同士をグルーピングする)をかけないとNi方向に俄然偏ってしまいます。            

④INTJには「want」が無い                       

数えたら106個のワードが出てきましたが「自分の気持ち/want」に関連するワードはそのうち7個だけ。残りの大半は、「will be」~になるだろう、と「must」~しなければならないでした。常日頃から感情表出が苦手なのですがマップにもその傾向は表れるのでしょうか。もしくは、今回は仕事に関することを主題にした為、INTJの目的思考的、タスク処理思考の部分が顕著に表れたのかもしれません。この極端な差から、私にはもっと感情や欲求のフィードバックが必要なのだと悟りました。やっぱりどこか心にブレーキをかけているのですよね、どうしてもここに行き着いてしまう…。                                   

■マインドマップの肝は「マップのさばき方」にあり               

私が描いてみてわかったことは、マップによって自分の頭の中身が「見える化」されただけということ。だからマップが出来たからOK、これで私仕事できる人、では全く無いです。マップ=頭の中身をどう捌いて課題の解決にあたるか、これこそが重要なのではないかと思い至りました。                 

マインドマップをどのように活用すれば主題の解決が図れるのか。その点は、絶賛、現在進行形なので、方策の見通しがついたら、その②として記事にまとめたいです。           

本家マインドマップを提唱されている方からすると、当てずっぽうで見当外れの「やってみた」に違いありませんが、このような手法を用い、自分の頭の中をのぞくことが出来たのはとても面白い試みでした。我流ではありますが「マインドマップ」に関して更に探求してみたいと思いました。          

以上、雑駁ですがお目通しをいただき有難うございました。                                       


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