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【お題で描く詩とイラスト】「輝源」「底」

こちらは、創作に関する目標達成と勉強を兼ねてTwitterにて投稿したお題に基づいた詩とイラストの解説記事です。

ご興味がありましたら、ぜひお読みください。

#言葉の添え木 より「輝源」「底」

沈んだ先にあったのは
無くしたと思って諦めた宝物だった

【解説_詩】

お題の「輝源」を輝きの源と解釈して、宝石の原石に行きつきました。

宝物ってなんだろう、その原石ってなんだろうと考えていると、子どもの頃に好きだったものが浮かびました。

子どもの頃はただ好きから始まったのに、だんだん周りのレベルと自分とを比べてしまって、「自分には才能がないから」という理由(言い訳)を並べてでやめてしまうことがあった人がたくさんいると思います。

私もその内のひとりで、それが絵を描く事でした。

紆余曲折して結局それが私にとって1番の喜びなんだと自覚して、今では絵の才能がないことをある意味開き直って(←?)絵を描くようになりました。



ジブリ映画「千と千尋の神隠し」でハクとの思い出を忘れてしまった事に戸惑う千尋に対して銭婆はこのように言いました。

一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで。

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」より


無くしたものは忘れたではなく、思い出せないだけと言うあなたの中から消えたわけじゃないと慰めてくれるような言葉の言い回しががとても好きで、印象に残っているシーンです。

そこから、自分にとって本当に大事なものは、しかるべき時に目の前に現れてくれるものなのかもしれないと思い、この詩が書き上がりました。

【解説_イラスト】

お題の「底」に合わせて、「海の底」をイメージしました。
私の中では、人が好きなものを具現化するとキラキラ輝いているものに見える気がするので、「輝源」=自分の好きなもの=宝物と解釈して、それをキラキラで表現しました。

海の中の色合いや海面から差し込む光の描き方が難しかったですが、お気に入りです。こういう海の絵は何回か描いてるのですが、回を重ねるごとに成長している気がします!(自画自賛)

解説記事は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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