「責任」と「不安」について
責任感と不安感は、比例すると、ここ最近思う。
■裁量権について思うこと
社会人も2年目になり、1年目とは任される仕事の幅も裁量も大きく変わった。(ちなみに今週末で辞めるのだが)
少し前まで、裁量権がある仕事は自分の好きなようにできて、楽しそう、
と思っていた。
それは間違っているわけではないと思うが、最近はこうも思う。
「裁量権を持つことって怖い」
裁量権、というのはほぼほぼ「自分のもつ責任」と言い換えられる。
裁量権が大きいというのはつまり、
自分に降りかかる責任が大きいということで、
大げさに言えば成功も失敗も、自分の責任になる、逃げ道がない状態だ。
また、「弊社は若手の裁量権が大きいので成長できる会社」と聞いて、
少し前までは「いい会社だ!すばらしい!」と思っていたが、
今は、どのくらいの裁量権?それって本当に成長できるの?
逆に若手を苦しめることになっていないの?と感じるようになった。
裁量権が与えられていない間は、
先輩の指示のもとに頑張るため、たとえ失敗しても
「先輩が決めたことだし、俺は言われた通りにやっただけ」
ということもできる(実際に言うかは別)
だから最近、裁量権がある方が、
人によってはがんじがらめになって、動きづらくなるのかなと思う。
裁量権がない方が、与えられた範囲の中で相違工夫を自由にして、
楽しく仕事ができたりするんじゃないだろうか。
■結論、裁量権はあった方がいいの?
裁量権は0か100かではないため、
今の自分にとってベストな裁量権を見つける必要があると思う。
ベストな裁量権というのは、
「自分が創意工夫をこらして仕事ができ、かつ少し難しい範囲」だ。
「創意工夫をこらす」というのは、どんな仕事でも必要だし、
これがどれだけできるかで仕事の”自由”の範囲が変わる。
また、仕事の楽しさにもつながる。
また、「少し難しい」範囲でないと、自分が成長できない。
世の中成長したい人ばかりではないと思うが、
社会で働く上で、年齢が上がるにつれて求められることも
高くなっていくのは事実である。
自分がもつ裁量権を少~~しずつ大きくしていくことが、
楽に、自由に、楽しく、仕事をする上では必要だと思う。
(※この場合の”楽に”は、メンタル面での話)
本日はこれにて!
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