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育休中に家を買う。6、結局ハウスメーカーってどう決めたらいいの?【マンガでわかる!ハウスメーカー選びのツボ】

前回の記事では、私たちが実際にハウスメーカーを決定し、打ち合わせを進めていく中でハウスメーカを選ぶ際に押さえておいた方がいいと感じたポイントをまとめました。

私たちの場合は、場所が気に入って建築条件付き土地を選びました。ですので、土地を購入する時点でメーカーも同時に決まっていたということになります。

では、実際に一からハウスメーカーや工務店を決めるときは、どうやって決めたらいのでしょうか。

「ハウスメーカーで家を建てたい」となった時でも、「何を基準にメーカーを選ぶのか」と言うことがはっきりしている人は意外に少ない。人生を賭けた高い買い物をすると言うのに、「予算内で見た目が好みなら」と言った漠然とした感じで選んでいる人がほとんどだという。ハウスメーカを選ぶとき、ほとんどの人に抜け落ちているポイントは何か?

マンガでわかる!ハウスメーカー選びのツボ

う、耳が痛い。私が元々憧れを抱いていたのは、デザイン性を重視している住宅でした。日々の生活も大切にしていきたいので、予算も気になるところ。でも、それ以外を深く考えたことあったっけ・・・。

ハウスメーカ選びのツボ

最初にすべきは「土地のロケーション評価」

家を建てようと思うと建物ばかりに目が入ってしまいがちだが、敷地のロケーション評価が非常に大切になる。例えば、幹線道路から近いとか郊外の静かなところ、といった周辺環境だけでなく敷地がどんな形か、道路より高いのか低いのかなど。まず自分の土地は何がプラスで何がマイナスなのか。ロケーション評価をやった上で「じゃあこういう家にしよう」というのが正しい順序である。

「〇〇工法」のウリ文句にのらない

鉄骨造のメーカーは「木よりも強いです」というが、実は住宅規模では変わらない。このように”鉄骨は木造より強い”とよく聞く売り文句を筆頭に「〇〇工法」というのは、強度や耐震ウンヌンではなく、売れるプランを売りにして販売していることが多い。

「値引きします!」に引っかかるな

A社とB社の比較をし、本当はA社が良いけれどB社の方が値引きの幅が大きいから、と決めることがあると思う。
しかし、そもそも値引きありきで最初から見積もりに乗っけて、後から値引きしたふうに見せるなんてことはハウスメーカーの常套手段としてあり得る。

営業マンによって値段は変わる!?いい営業マンはどこにいる?

営業マンによって値引きや、仕事の進め方は全く違う。ふらっと展示場に行って行ってアンケートを書いたら、そのまま営業マンが決まる。
いい営業マンに出会うには、ハウスメーカーを2、3社に絞ったらそのメーカーで建てた人に紹介してもらうのが良い。住宅カウンターやFP、不動産仲介業者などは紐付きだと思った方がいい。
また、要望に対して「出来ます、出来ます」と応じる営業マンは一見良さそうに見えるが、本当にできるのか説明を求めるなどして、きちんと見極めた方がいい。

自分が主体になることが一番大事

自分たちのニーズに合うところはどこか、比較することが大切。何もわからない状態で選ぶと、住宅メーカーの思うツボになる。一般の人にはわからないことがたくさんあるので、プロの第三者に介入してもらうことがオススメ。


いかがでしたか?

今回の記事は、【マンガでわかる!ハウスメーカー選びのツボ】の中でも、著者のお二人の対談を特に参考にさせていただきました。

一級建築士であり、家づくりの現場で欠陥や手抜き工事をチェックするエクスペンサーでいらっしゃる著者のお二人が、誰もが知っているような大手のホームメーカーをバサバサきっていることに驚きました。こんな書籍があるんだ!と、ある意味ショックを受けました。
しかし、正しい情報を知って後悔の無い住宅購入をしてほしいという思いがひしひしと伝わってきました。

負けを見ない買い物をして欲しいという筆者の意図から、本の内容が批判的なものに見えがちですが、住宅会社の宣伝文句を鵜呑みにし過ぎず、自分たちなりの視点を持ってメーカーや工務店選びをする心構えとしてオススメだと思いました。

マンガになっているところも多く、読みやすいので是非手に取ってみてください。

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