高村保孝

シンガーソングライターやってます。 noteでは、自作詩を投稿したいと思います。好きな…

高村保孝

シンガーソングライターやってます。 noteでは、自作詩を投稿したいと思います。好きな詩人は、立原道造、宮沢賢治、 ハイネです。

最近の記事

【詩】音楽アカデミズム

音楽は娯楽なんて僕は思いたくないよ 自分が好きな音楽やって何が悪い プロは労働者なんだから 自分の好きなことはできない エンタメ業界はお客の需要に答えにぁならぬ お金を稼がなきぁ会社の経営は成り立たないよ ギターの弾き語り 僕はいつも曲を作る 頑張るよ 音楽がないと僕の存在価値はなくなる 心の叫びを歌にするよ 僕の魂 だけどもファンが全然できない すれ違う気持ち 悲しいよ マーケティングいつもウェブでやるよ 調べまくる 今どきラブソング流行らないよ 時代は変わる 芸術志

    • 【詩】高等遊民

      社会に適応できない境界知能なのさ IQ80  嫌われる 人間関係は知性なんだから だから僕は童貞 受験勉強は丸暗記 それだけで誤魔化せる だけども大学は絶対卒業できない 人と喋れば一言多い いらんことを言うよ だから僕は孤立するのさ 境界知能だから 疎外される境界知能 いくら叫んでも無駄なのさ ここは日本 弱者に厳しい国なのさ だから僕は「無敵の人」なのさ 失うものないよ みんなが恐れる「無敵の人」なのさ アウトサイダーなのさ 警察のお世話になったこともあるけれど ずる賢

      • 【詩】人見知りのマッシュルーム

        僕は可愛いマッシュルームカット 天然パーマのマッシュルームカット 男の子の憧れは可愛い娘とデートしたい 人見知りでおとなしい 恋文ばかり書いている ショッピングモール フードコート マックのハンバーガー 午後3時ブレイク ひと息つくよ ふたり組の女子高生 隣の席に座るよ メロンソーダ 口の中弾けているよ 刺激的 あざと可愛い 僕はアイドル 恋愛は演技だよ ロマンチック 薄紅さ 少女漫画みたいな恋をしたい女の子 人見知りのマッシュルーム 魔法をかける男の子

        • 【詩】アキバボーイ

          普遍性のある曲を僕はいつも作りたい ビートルズ ビーチボーイズ 60年たっても色褪せない 僕はアキバボーイ オタクの言い換えさ オタクに恋は難しい いつも空回り 流行り歌 歌う人はいつもアニメのタイアップ さんざん消費され あとかたもなく消えてゆく 僕はアキバボーイ オタクの言い換えさ 中二病でも恋がしたい いつも空回り アイドルに夢中だよ オタ芸 コール ロマンスさ いつまでも変わらない恋心を歌ってよ 僕はアキバボーイ オタクの言い換えさ 僕は友達が少ない いつも空回り

        【詩】音楽アカデミズム

          【詩】ツンデレ塩対応

          君はキラキラ星 輝いてる 夢のようなひととき とっても胸キュンさ お人形のような 素敵なフィクションさ 真っ赤なルージュにピンクのマニキュア 花柄のブラウス 恋愛小説の可愛い風景画 愛しているのよ私のハートを 弓矢で射止めてよ ストローベリーカラーのときめく仕草 ハニービームくらくら キャンディーキッスさ ツンデレの君なのさ そっけない塩対応 僕は戸惑う 揺れる心 小悪魔の甘い瞳 ロマンチックな春風 透明感 桜の花びら 赤い風船さ 君はキラキラ星 輝いてる 夢のよう

          【詩】ツンデレ塩対応

          【詩】乙女チック

          雨に濡れてるつぶらな花びら 僕を見つめるつぶらな瞳 小鳥のさえずり可愛いよ 君の仕草が可愛いよ 風のささやき可憐だね うれしい予感 虹色さ あじさい 坂道 異国の香り 雨のしずく 淡いプリズム 赤いレンガに石畳 ゼリーにスイーツ甘いんだ 君の微笑み愛おしい てんとう虫に飛行船 恋愛小説読んでいる 野菊の墓に風立ちぬ 図書館で詩集を借りたんだ ゲーテにリルケにハイネだよ 君はつぼみ 恋に憧れ 腕に抱かれて君は満開 ジャスミンティーを飲んだのさ 幸せ運ぶそよ風さ 白雪姫にシ

          【詩】乙女チック

          【詩】スクールバス

          近所に住む同い年の娘を意味もなく 好きになったよ 僕のアオハル 毎朝 登校時ばったり会うよ 目と目で合図さ とっても愛おしい 僕の斜め前を歩く 同じバス停 いつも近くの君が温かい 同じ学校 山の上の校舎 一緒にスクールバスに乗り込むよ 後ろの方から詰めこんで 自然と君と密着さ 坂道を登るバス カーブのたびに 君が僕に寄りかかる 頬が薔薇色に染まる君の恥じらい 好きと言わなくても分かっちゃう

          【詩】スクールバス

          【詩】幼なじみ

          バスで君のとなりに座る ハートがドキドキ戸惑うよ 肩と肩がぶつかり合うよ 膝と膝が触れ合うよ なんだかとても恥ずかしく とっても照れてしまうのさ ずっとこのままこうしていたい いつまでも君とこうしていたい 君と行くよ夏の高原 ひまわり青空 涼風さ 手と手つなぎ夢のデート 季節の色をひとり占め いつまでも僕ら友達でいようよ いつまでも僕ら仲良しでいようよ 何もいらない 笑顔まぶしい 草に寝転び添い寝する 入道雲が遠くに見える 季節のたより贈り物 君とおしゃべりとても楽しい

          【詩】幼なじみ

          【詩】お人形とおままごと

          お人形 おままごとさ 一人遊びの自分の世界 世界から放り出され 孤独の闇を生きている イマジナリーフレンドさ 可愛い乙女住んでいる ティンカーベルなのさ 光の粉さ 永遠の少年さ ピーターパンの僕なのさ 夜間飛行 星めぐり キラキラ流星 宇宙船 妖精が降ってくる 心の傷を癒やすのさ ティンカーベル恋心 魔法をかけるのさ 現実はつらいけど一生懸命頑張るよ ハードルは高いけど結果より過程が大事だよ イマジナリーフレンドさ いつでも僕の味方だよ ティンカーベルささやくよ 童話に絵

          【詩】お人形とおままごと

          【詩】真夜中の遊園地

          真夜中の遊園地 ライトアップ オーロラさ 12時のシンデレラ 私だけの王子様 オモチャのマーチだよ ブリキの観覧車 甘いキャンディー恋心 夜景が綺麗だね 傷を舐めあう 手と手つなぎ 解放された二人の世界 君が好きさ あなたに夢中 言葉はいらない キスをするよ 星空の遊園地 月明りが照らすのさ 流れ星にペンライト 星座をめぐるのさ メリーゴーランド宇宙船 涙のしずく彗星さ 夜風が涼しいよ 君とふたり生きていこう 永遠に君を離さないよ 恋人小指からめあうよ 僕らの夢は果てしない

          【詩】真夜中の遊園地

          【詩】路面電車の恋

          路面電車の後ろの席に僕が座ると 女子高生の可憐な花 目の前に座る 君と僕はお見合い状態 青春時計がチクタク鳴るよ 君と僕は名前も知らないけれど だけど周波数がぴったり合うよ お互い向かいあって目のやり場に困る スキトキメキ胸キュンドキドキさ スマホの画面見ているふりしているよ 体が熱くなる だけど知らんぷり 君がリップクリーム塗っているよ レモンの味の酸っぱささ 目と目が合った瞬間ドキッと お互いうつむき 頬が染まる はにかみ屋でとても恥ずかしい 路面電車は信号待ち

          【詩】路面電車の恋

          【詩】セピアのスニーカー

          お気に入りのスニーカーで駆けて行く青春さ 青い空に飛行機雲 憧れを描いてる フィルムはセピア色 懐かしいノスタルジー 君は僕を見つめてる 透明なまなざしさ いつまでも続いてく 遠い夏の幻影さ 高校野球 ユニフォーム 駆け抜ける青春 青い空に入道雲 憧れの甲子園 フィルムはモノクローム 遠い日のノスタルジー 外野フライ飛んでくる 追いかけてた白球さ 突然のにわか雨 びしょ濡れの青春さ お気に入りのスニーカーで駆けて行くグラウンド 黄色い声 君のエール 一緒に頑張ろう 爽やか

          【詩】セピアのスニーカー

          【詩】遠い日の観覧車

          ショッピングモールの観覧車だよ 街の真ん中回る 若い女の子いっぱいいるよ 僕は君しか見えない のぼってゆくよ ふたりきり 閉じこめられた楽園 街の景色見おろして 誰も知らない口づけ 山の上の遊園地 ディズニーの世界さ 妖精たちが集まってウエディングパーティー 僕らを乗せた観覧車 シンデレラのストーリー 緑の世界 鳥たちがゴンドラをのぞくよ 海岸沿いの遊園地 マリンブルーさ 珊瑚礁の魚たち マーメイドの砂浜 僕らを乗せた観覧車 空の上のぼるよ 水平線に沈む夕日 ふたりで見た

          【詩】遠い日の観覧車

          【詩】星空に君を描く 

          ひとり寂しい夜はベランダに出て 満天の星空を眺めているよ 北斗七星 オリオン座にシリウスさ はるか遠くにアンドロメダ 望遠鏡  夜風がとっても冷たいけど  僕は夢見るミルキーウェイ  君はもう眠りについているのかなぁ?  君のことがとっても愛おしい 君に会いたい そばにいて寄り添って 水平線に流れ星が沈んでいくよ 夢のようなひとときは あっという間 涙のしずく綺麗だね  遠くからロマンチックな歌が聞こえてくる  僕は君をイメージするよ  夜空に君をうつしているよ  星空

          【詩】星空に君を描く 

          【詩】飛行船を追いかけて

          港町くじらの飛行船 大空を泳いでいる まるでここは夢の国なのさ メルヘンを演出するよ 僕は今 自転車に乗って飛行船を追いかける くねくねと曲がった道路と  どこまでも自由な空  僕の憧れを乗せて くじらが飛んでいくよ  明日はきっと いいことがあるのだろう 未来はすぐそこにあるよ スピードが加速する 僕の夢乗せた飛行船 憧れのファンタジー 晴れた空雲ひとつない 穏やかな日曜日 自転車で坂道をくだる 気持ちいいそよ風さ  僕も自由に憧れる 僕も飛行船のように  はるかな大

          【詩】飛行船を追いかけて

          【詩】空の青と海の青

          青い空に溶けていく心が とっても澄みきった季節だよ 青い海に溶けている心が 僕の想いは夏の色に染まっていくよ いつもまなざしは飛行機雲 空を飛んでる気分だよ 夢のかけらが そよ風さわやかに流れる 午後の昼下がり 青い空描いてるキャンバス 子供の頃に見た景色 青い海描いてるサーフボード 空の青と海の青と地球の青さ いつも彷徨った心の旅 今も見つめるラムネ色 体軽くなる スキップしている僕の心 青い夏なのさ いつもまなざしは飛行機雲 空を飛んでる気分だよ 夢のかけらがそよ風さ

          【詩】空の青と海の青