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『オッペンハイマー』を何度も

何度も観たいのに時間がとれない。
とりあえず3回観賞。
3回目でようやく
細かなところにも目が行くようになった。

時系列を押さえておくと、混乱することもないかと。
映画パンフにもできごとが順に記載してある。

多分、1回観ただけではわからなかった。
ジーン・タトロックの
暗殺とも自死ともとれる絶命シーンにみる
オッペンハイマーの激しい動揺とか。
シュヴァリエの発言を公にすることの
重大性とか(公にはしていない)、
パッシュの冷徹さとか。
聴聞会シーンで、
(一瞬だけ出てくる)ローレンスの気まずさとか。
公聴会でのヒル発言の爆発力とか。
右手を差し出したテラーに向けたキティの激しい憎悪とか。
何より、
オッペンハイマーの苦悩や屈辱とか。

地球を焼き尽くす「可能性」を持ち得る兵器。
「新爆弾ではなく、新世界を創造した」
ということに気づいてしまった
オッペンハイマーの苦悩。

↑この時の「足踏みの音」、ほかの場面でも何度か出てくる。
おそらく、彼の心が激しく揺さぶられているシーンとリンクしている。


そして
ラストのオッペンハイマーとアインシュタインの会話シーン。
オッペンハイマーのセリフがこの物語の多くを語っている。

この会話の内容について、
実に些末な心配をしていたのが
オッペンハイマーと対立関係にあるストローズ。
狡猾でありながら
コンプレックスを持て余す、
弱さを持った人。

実際の人物を写真でみたけれど、RDJはかなり寄せてる。
アイアンマンのかけらもないね。
彼の演技のすばらしさをあらためて実感。
もちろん、トニー・スタークも好きだけど。

思いつくまま、まとまらぬ文章になってしまった。

地元の映画館は上映回数がぐっと減り、一日一回。
まだ観たいけど
GWまではもたないかな。

ゴーストバスターズも観そびれた…


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