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現場でウェアラブルカメラ vol.54

現場で、遠隔臨場や遠隔監査、施工状況の遠隔確認ができるということで、今回横浜駅前に施工中の高層ビルで使ってみた。

今回使用した機種はSIMカード内蔵(ドコモ系MVNOのLTE回線)型の危機でLTE通信で撮影した動画や写真をクラウド上で保管したり会話ができるという機器を使用した。

今回の使用で感じたこと

高層階での実証実験だったがビルがまだ開業前ということで、電波がほぼ届かない携帯電話自体(大手3社ともに)アンテナレベル1かLTEが切れるような環境(40階を超えていたため)動画はチューニングがあっていないテレビのような状況で、あまり鮮明でない、ということが分かった。

この機器は200gを切る重さで軽いのですが、実際の現場担当者は作業場所でハーネスなどの墜落制止用器具を着けていたり、腰袋を着けていたり、
しているため、胸元に200g増えるのは、とても重いということだ。

今は、ドライブレコーダー代わりに使われ、白バイや、高速道路の維持管理の隊員などがヘルメットに装着しているようなカメラの方が軽いようだ。

写真の方はフルHD静止画で5000枚記録できるようだが、クラウド保存期間が30日t、制限されているためどこかのタイミングで写真を移動しなければならないなどの問題もある。

まだ実際の現場では使用できる状況ではないようだ。例えば地下であったり、トンネルなどのLTEの電波が来ない場所ではどうにもならないのであれば

必要な時にフェイスタイムなどで、お互いで指示や質問をする程度は簡単にできるため、200gでも軽い方がいい現場の職員にとっては、負担になることが分かった。

せめてバッテリーや通信機器類を腰のベルトに分けカメラ部分を分離してあればかがんだときにカメラの重さでポケットが広がり、重いと感じることも軽減されるのではないかと思う。
サイズ感も紙巻きたばこより一回り大きく

歩いているときに受信画像をみている側は酔うということも分かった。
手振れ補正は一応あるのだがアタッチメントに着けて定点カメラとして使用する程度の使い道が今のところベストな使い方で、支持を受ける時はZOOMやフェイスタイムで十分実用性があるということで、
デバイスとしては今回選ぶ機種を間違えてしまったようだ。

あえて機種名はここでは書きませんが、違う機種をまたテストしてみて良かったら。機種名を上げるようにします。


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