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数年前のメモ 諦める

iPhoneのメモを整理していたら、興味深い文章が見つかった。

当時私は、うつ病などの精神疾患を患っている方のサポートをしているNGOの様な団体に参加していた。

その時に、その団体のサイトのコラムに、"うつ病に向き合うという事"をお題に文章を提出する事になった。
約3年前の話。

以下、その内容



うつ病と診断された時、私はあまり動揺しませんでした。
なぜなら、会社の同僚が何人も同じような精神状態になり、会社を辞めていったからです。

病気と向き合うという事を真剣に考えてみた事はありませんでした。今回、投稿するにあたり、自分にはどんな感情があるだろうかと考えました。

結論は”諦める”でした。”諦める”、長い闘病期間に沢山の事を諦めました。その中でも最たるものは、(薬を服用している事を考慮して)子供を授かる事、金銭的な余裕、自分の人生設計、友人との交流等です。

正直、私が長く闘病している事実は、病気とちゃんと向き合っていないせいかもしれません。しかし、私なりに頑張っているつもりです。そして、自己肯定感が低い事が、なんらかしらの影響を及ぼしているかもしれません。

”諦める”という事に違和感を感じ始めた時、社会復帰へのスタートラインに立つ準備ができた事になるのかも知れません。


今この文章を見て思うことは、あの時よりも更に諦めの感情が強いな、更に色んな事に興味を失っているな、未来への希望は無いなという事であった。

毎日苦しい、とても苦しい日も沢山ある。

しかし、それに慣れてしまって、もうこのままでいいやという、新しい諦めの境地にある。

コロナでの外出自粛も影響していたかも。

うーん、なんともはや。

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