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一番大好きなベヨネッタだから、3ができない。


この話から派生した話題を出してみる。


あくまで個人の感想なので、ベヨネッタ3を知ってる人は大した話じゃないと思ってほしい。
ただ勝手に色々モヤモヤしていただけである。

※ネタバレします、ご注意ください

なかなかハマれない中ハマれたシリーズで、発売された当日に中古パッケージなどを待つ余裕もなくダウンロード版を定価で買った。
7000円台は私にとって結構大きい買い物だった。

進めていくうち、同じようで違う新しいゲームスタイル、このシリーズでよくやった別ゲーの場面など、困難な時もありつつ物語の最後を見た。

この作品はマルチバースを渡り歩くもので、その世界の一つずつが終わりを迎える。救えた世界線があったか分からない。どこも終わったように見えた。

その度に「これから一体どうなっちゃうの〜!?」とどこかで拾ったセリフを頭で叫んでいた。
今までの2作は大団円だったから。

が、しかし。
最後は主人公があの世に送られてしまい、その上主人公交代の匂わせで幕を閉じた。
やった当時期、情緒不安定なのも関わって強烈にショックだった。
もう発売から一年経ったがまだあの事を考えている。

バトルやBGMがとても良い。巨大な魔獣たちを操って敵をどんどんトーチャーしていくのが爽快だ。
BGMも数曲お気に入りがあり、聴きまくっている。

ただどうしてもイヤなのは悪役の振る舞い、期待させるだけ冗長な終盤、そして何よりあの終わり方だった。
ここで言う終わり方、には途中の別世界パートも含む。主人公全員が舞台から降りてしまうのを何度も見るのは、ムービースキップしたってつらい。

最後を大団円だと傾向から勝手に期待していたのが私の悪いところだった。
だがその分別ゲーパートを越えるのが億劫になってしまった。

それに今までのシリーズを踏まえても設定が腑に落ちなかった。天界魔界に影響があるようで無い。しれっとロダンがマルチバース間で商売しているし、序盤の説明で彼が急に聞き捨てならなくなる。無理に差し込んだ感覚がここから始まっている。

加えて、ベヨネッタと関わりの多いジャーナリスト、ルカの今作の設定が突然だったのだ。まずマルチバースとはいえ妖精界がある世界観だと思ってなかったし、そういう類の愛があるならもう少し私でも分かりやすく描写してほしかった。ベタでもいいから欲しかった。

バトルのみのステージもあるのだが、難易度が高いし変わり映えがないと飽きてしまう。
かといってストーリーでは悪役のイヤミを都度聞かされる。

前作で善の方の神に委ねられた人類側というだけでも少し疑問だし、心情が全然汲み取れないだけに動機が不明瞭、イヤミが多く、強大というよりはただしぶといラスボス。

それが待ち構えているストーリーというだけで気分が良くない。
それで今作で出てきた新キャラが次回から主人公というのも、いい子な印象が台無しだった。
まだ歓迎には早いと思ってしまった。

ここまで作品にモヤついていると、製作はどうだったかを探って気を紛らわす。だがそれもよくなかった。
旧Twitterでこのシリーズの生みの親が強い言葉ばかり使っていた。元々SNSではそういう人らしいのだが、別に知りたくはなかった。
否定的な感想をそこで公開しようものなら嗅ぎつけられるという。
私はそんなことはなかった(鍵垢)が、他の人でもそういう目に遭っていると聞くのは嫌だった。
どうしてこうなった、を追求するのはやめた。

これからはどんなにワクワクするものでも、弱い自分のためにどんなストーリーなのかは確認したい。
ネタバレは嫌だが背に腹はかえられぬ。
その教訓でスピンオフの「セレッサと迷子の悪魔」がどういうものかを見た。
またあのイヤミボスが出てきたのでまだ心機一転再スタートとは思えなかった。

普段書いている内容と違うのにこんなに書いてしまった。それだけ遺恨が残っている作品だったので許してほしい。ベヨネッタのことはいつでも憧れだ。だからこんなに書いてしまった。
まだ細かい点について不満が絶えないが、後はゲームカタログwikiに載っていたのでここで終わりにする。

見通しはないがもし続編が出るなら、どんなものになるか楽しみにしている。







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