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下町そぞろめぐり2023 #10 佐野印房

御徒町から世界へ印鑑文化を

佐野印房 店舗

 佐野印房は一生の供(友)となる印鑑を、伝統に裏打ちされた確かな技術で承っています。
 印鑑・はんこはもちろん、各種印刷(名刺、はがき、封筒等)、名入れ(ひな人形・箸・撥・傘の柄など)に至るまで、文字に関すること全般に対応をしています。
 

三代目夫婦

 東京都ものづくりマイスターに認定されており、はんこ作りとして学校への派遣依頼も受けます。

学校での講義模様

 最近では、海外からの旅行客が印鑑を求めることが多くなっています。
 ローマ字、当て字、漢字ネームなど、ご要望に応じて、対応しています。
 漢字の当て字を使う際は、悪いイメージの漢字を使わずに良いイメージの漢字を探すのに苦労します。
 日本通な人は、「漢字ネーム」を求める傾向にあり、ご自身の名前の意味合いから、適した漢字を選び、それを印鑑として形にします。 
 出来上がった印鑑は、日本を旅行したお土産として、大切にしていただくと伺っています。 
 印鑑の文化は日本に留まらず、御徒町から世界に向けて認知度を上げています。

海外からの旅行客向けの印鑑

  印鑑は、新しいものを作ることが、当たり前だと一般的には思われていますが、元々は先祖代々使われているものを再利用しており、まさに、SDGsのうちの「リユース」の先駆けとも言えます。
 また、名入れにあたり、物に手彫りをすることは、末永く大切に使っていただくことに貢献しています。

佐野印房のSDGs宣言書

 さまざまな活動の中から経済、社会、環境の3則面からの取組みを佐野印房のSDGs宣言書として表明いただき、SDGs経営支援チームTOKYOの中小企業診断士が内容を確認いたしました。

佐野印房のSDGs宣言

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