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秋元康のECO贔屓~モチベ持続可能メンバーは誰だ?

 「さすが秋元! どうかしてるね!」
  (『不適切にもほどがある!』第4話より)
 
実は私も、秋元康氏の作詞能力を高く評価しています。
いろいろ言う人もいますが、詞、やっぱり凄いと思います。
しかし、というか何というか、秋元氏には悪い癖があります。
それは、気に入ってるメンバー用の曲だとクオリティが
上がっちゃう、という点です。

まあこれは仕方ない! 真のクリエイターであるが故の
宿業とでも言うべき結果で、決してその他の娘で手を抜いてる
ワケではなく、おそらく一種のあて書きで作詞をするため
イメージが膨らみやすい子だと筆がノッちゃうのでしょう。
真のクリエイターだから!
とはいえ、乃木坂に楽曲売れしてほしい私としては
秋元氏に名曲を書いてもらわないと話になりません。
そこで今日は、
誰だったらハマッて作詞してくれそうかを考えてみました。
 
過去の乃木坂メンバーで(あくまで私評価で)見ていくと、
ハマり筆頭は生駒里奈です。
『制服のマネキン』『君の名は希望』『羽根の記憶』『against』
どれも生駒が歌ってこそという良さがあります。
その生駒のイメージとグループのイメージが重なって
乃木坂46は他のアイドルと一線を画したといっても
過言ではありません。
 
続いては、齋藤飛鳥です。
『裸足でSummer』『キャラバンは眠らない』『ここにはないもの』
『Wilderness world』
何はなくとも『はだサマ』ですね。彼女のキャラを確立した
神曲です。他の曲も、飛鳥のどこか一匹狼的な危なっかしい
感じが放っておけなさとして実に魅力的に伝わってきます。
 
2期生センター曲も名歌詞が多い。
『アナスターシャ』『ゆっくりと咲く花』(堀未央奈)
『ボーダー』『マシンガンレイン』(寺田蘭世)
『錆びたコンパス』(山崎怜奈)『日常』(北野日奈子)
というか、秋元氏は意外と2期生推しだったのかも?

現役メンでは、地味に久保史緒里です。
『毎日がBrand new day』『僕が手を叩く方へ』『価値あるもの』
派手じゃないけど力のある感じが久保史っぽい。
ただこれは、3期生曲が良すぎるという可能性もあるので
判断が難しい。でも久保じゃなきゃダメ感はありますよね?
 
さて、楽曲の良さや売り上げではなく、あくまで
「その娘がセンターで歌うことで良さが際立つ」という基準で
ハマられ曲及びセンターを選んでみましたが、共通点は…
苦労してる娘? 歯を食いしばって前を見てる感じの娘?

 
なるほど!じゃあ現役メンバーの中でそういう人を探せば
いいじゃん!と思いましたが・・・うーん、これが意外と難しい。
4期生が加入した頃(2018年)乃木坂はすでに絶頂期でした。
もちろん後からそこに入る事による苦労はあったでしょうが、
1・2期生ほどの先の見えなさは経験していないはずです。
だからこその明るく無邪気な4期生曲も好きですが、
秋元氏のセンター筆はノラないかなぁー…。
 
とりあえず、以上の考察をふまえて、乃木坂第二章を支える
秋元康が掻き立てられそうなメンバー(センター)を考えると、
①賀喜遥香
AKBで前田敦子の後を大島優子が引き継いだように
全く違う魅力、特に万人受けする明るさで対抗します。
『I see』とか良かったし、意外といけるかも?
②井上和
溢れる逸材感と、『おひとり様天国』で見せた新世代感。
これまでの乃木坂カラーとは変わるでしょうが、ヒットを
狙うという意味ではいちばんポテンシャルがあると思います。
③林瑠奈
過去の傾向からいえば林です。美形で歌もダンスも上手い。
そして似た顔のアイドルがいない。タイプ的には齋藤飛鳥や
平手友梨奈系? ただ寄せると比べられて、どちらにも
届かない可能性もあるので注意が必要です。
 
そして『猫舌カモミールティー』の良さから、田村真佑も
個人的には残したい。秋元康の「永遠の昭和乙女」さを
すんなり令和に馴染ませられるタイムリープアイドルだと
思うんですけどダメかなー。運営さん、ご一考ください。
ではまた

※あて書きセンター曲といえばコレ。他の誰でも物足りない。


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