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NCUR2024で研究発表してきました

こんにちは!
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部に通いながら「最前線で遺す」をモットーにいろんな遺す活動をする大学生荒井健です!

今回は、大学の国際学会派遣プログラムでカンファレンスに参加するために、4月7日から12日に所属する高松ゼミでアメリカカルフォルニア州ロングビーチに行ってきたのでその様子と感じたことを書いていこうと思います!

NCUR2024

今回参加した国際カンファレンスはthe National Conference on Undergraduate Research 2024(以下:NCUR2024)です。

このカンファレンスは、学部生研究のカンファレンスで、通常の学会とは異なり、あらゆる分野の研究が紹介されていました。毎年開催場所はかわるようなのですが、今回は、カルフォルニア州のロングビーチにあるLong Beach Convention & Entertainment Centerというすごく大きなホールで行われました。ロングビーチはロサンゼルス中心地から車で一時間くらいの場所にある海沿いの観光地で、すごくいいロケーションでした。

Long Beach Convention & Entertainment Center
ホール

研究発表

今回は、キャリア2回目の研究発表でした。前回も国際カンファレンスだったのですが、国内だったので日本語も併用できる環境でした。

ですが、今回は、私たち一行以外日本人はおらず、100%英語という環境で発表することとなりました。
以前noteにも書いたセブへの短期留学のお陰で、それなりに会場内の会話は楽しめました。ただ、少し鋭い研究への質問は、思考に時間がかかってしまいました。

今回の研究タイトルは、"Curriculum Validation and Effectiveness Measurement of Entrepreneurship Education at Musashino EMC"ということで、以前の研究の発展として、私の所属する武蔵野EMCのアントレプレナーシップ教育の効果測定を行いました。発表は、ポスター発表だったので、ホールのボードにポスターを貼り、その前で研究説明するという形でした。研究発表を聞いてくださった方々は、EMCの実践的な学びやカリキュラム分類ごとの成長実感に関するアンケート調査のチャートなどに関心を持っていました。

発表の様子

向こう30年は敵わない

今回、NCUR2024に参加して、学生の研究に対する日米の差を感じたので共有しようと思います。
カンファレンスでのアメリカの学生の姿を見て、日本はアメリカの研究環境に向こう30年は敵わないと思わされました。今回のカンファレンスで出会ったアメリカの学生は、日本の学生と比べ、学部生の頃から意欲的に研究し、自分の研究やキャリアに自信を持っていました(日本の大学生のサンプルが多いわけではないので適切な比較ではないかもしれませんが)。
私が一度高校時代に研究者の道を諦めたのは、日本の大学の教育・研究環境と研究者の地位の低さに幻滅したからです。私は運良くEMCに来たことで、再度研究の道を志しましたが、多くはそうでないでしょう。多くの日本の学生がアメリカの学生のように強く研究を志したり、意欲的に研究できたり、キャリアの一つとして考えられるような環境を作らないとこの先アメリカどころか他の国にも研究で敵わなくなってしまうと思います。何かしらの手を打たないと本当に手遅れになるなと感じました。

観光

少し厳しいことを言いましたが、最後に少し楽しい思い出を共有しようと思います。
カンファレンスは昼間だけだったので、それ以外の時間にロングビーチやロサンゼルス周辺で観光もしました。

エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム
メジャーリーグ初観戦


海!
ビーチ!
University of California Los Angeles

今回は、アメリカで研究発表してきた様子と感じたことを書いてきました。ただ研究発表をするだけでなく、気づきや学びもある時間にできたのですごくいい経験ができました。今回の経験を今後の研究や活動に活かしていきたいと思います!


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