『AIに負けない子どもを育てる』を読んで

意外とアナログな方法のほうがいいのです。

内容を簡潔に

私の要約

リーディングスキルテスト(RST)は、事実に基づいて書かれた短文を正確に読むことができるかを測ることができる仕組みである。これはAIの弱点を突くつもりで作成されたものだが、文章を読めない人がいることを明らかにした。

RSTは6分野7項目に分類してテスト設計されている。RSTは短い文章を「きちんと読む」ことができているかをチェックしている。RSTの結果に一喜一憂しないで、読み取る能力を上げることが大切だ。小中学校の授業では、ノートをしっかりとれるようにすることも必要なことである。配慮の必要な子どももいるが、ある程度はできるようになっておきたい。

最後に、子どもの成長段階に合わせた提案をされている。子どもと買い物するときは現金を使うなど、物を使ったやり取りをしていくことが大切だ。

Perplexity AIによる要約

この本の英訳は、”21st Century Children”みたいなので、そのタイトルで聞いてます。AIが困っているみたいなことになっていました。聞き方の問題ですかね…

検索のタブには「困惑AI」と表示されていました

読んで思うこと

子どもの学力が危ないとよく聞きますが、文章の意味が理解できていないことが原因なのだと考えられます。しっかり読むことが疲れる作業のように思えるのは、普段から文章をしっかり見えていないということです。

私は本をよく読みますが、内容を正確に読み取ることはできていないと感じます。途中で文章の最初から最後まで読めていない部分があるからです。単語だけ追っている時があります。それによって短い文章でも正確に読めていない、ということが分かりました。

9章で子どもを育てる内容に触れられています。その内容は確かに必要なことです。デジタル化されているものが多くあり、物を使ったやり取りが見えにくいです。物を使った動きが見えるから、見えにくいものも頭の中で考えていけるようになると考えます。デジタル化による恩恵を受けていますが、子どもと一緒にいる時は物を使ったやり取りをしていきたいと思います。

体験版リーディングスキルテストをしてみた

この本にはRSTの話がよく出てきます。本物の試験をやってみたいのですが、調べると個人では受け付けていない感じでした。何かの機会に受けれたらいいなと思います。

RSTの体験版として、かつて使われていた問題が本に収録されています。それを実際に解いてみました。簡潔なものなので、本来の結果とは異なる可能性はあります。ここでは各分野6点以上がいいとのことでした。各分野の詳細はここでは省略します。私の実力を参考までに…

係り受け解析:6
照応解決:10
同義文判決:10
推論:7
イメージ同定:10
具体的同定(辞書):4
具体的同定(理数):10

各分野10点満点

極論を言えば、全部答えられて当たり前です。どこかでミスを起こしますので、多少点数が低くなるのは想定できました。それでも、辞書的な意味を読み取れていないことには驚きました。早とちりしたのが原因だと思うのですけど、どっちにしろしっかり読んでないということです。

最後に

この本の内容を読み取って正確にまとめた自身はあまりないです。これが本を読んだ私の受け取ったメッセージであると思ってください。


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