仕事で初詣には行けなかった
愛犬の散歩がてら近所のお気に入りの神社に出向き
ものの２～３分リードを歩道につなぎ お参りして
いると 1人の女性が通りかかった
「すみませーん」 私が駆け寄っていくと
「はぁーっ」女性は聞こえよがしに大きなため息をつき
「私、大嫌いなんです！苦手な人だっているんですよ！!」と吐き捨てるように こちらを睨み付けた

人が通る道にリードをつないだ私が100%悪い
でも狭い歩道じゃない 嫌ならよけて歩けばいいのにと なんだか悲しくて辛くて無性にムカムカした
その迫力と衝撃に思わず黙ってしまったが
”それってあなたの感想ですよね？”なんて言い返せば
よかったのか？
ペットの機内持ち込みに対する賛否両論も記憶に新しい…

考えれば人が嫌悪感を示す対象は様々で "隣にいるだけで嫌"  "生理的にうけつけない"  "同じ空気を吸うだけで嫌" 等々 よく聞くもんだ
それは犬とか動物だけでなく身近な人間関係から
会ったこともない人(例えば芸能人とか)まで様々だ
人種が違う 好みが違う もっと言えばマイノリティに対してだったりLGBTQの問題もしかり…と言えば
広げすぎか
世の中 多様性とか個性とか価値観の違いを唱え双方が認め合うことを謳いながら 人は いとも簡単に自分の
苦手意識のあるものを敵とみなし時に攻撃の対象とする
それは相手の人格 相手そのもの 相手が大切にしているもの…なんであろうが容赦ない
自分の主張ばかり 他を認めるなんて その人たちの
頭にはない

結局 嫌なものは嫌なのだ

逆に自分が好きだから周囲も絶対受け入れてくれると
考えるのも危険 短絡的 過ぎて世の中全ての壁にぶつからないよう中庸を生きるのは実に難しい

話しは戻るがウチの犬は特に大型犬なので苦手とする
人も多いだろう
大型犬の散歩は夜中とか早朝に行く人が多いと
聞いたけど そういう事か…
好意的に受け入れてくれる人が最近 多かったので
気付かなかったな…

これからは周囲八方 全方位 
用心して 気遣いして 遠慮しまくりながら
愛犬と世の中の端っこをお散歩しよう