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知的創造とは

「知的創造のヒント」
著者 外山慈比古 
講談社現代新書

 知的創造とは何なのだろうか、、
私は日常生活の中で様々な情報を得て、分からないことはGoogleなどを使って調べている。そう考えるとわからないことはインターネット上で調べればすぐに解決する。便利な世の中だ。例えば20年前の小学生だったころは、ゲームなどの攻略は雑誌や攻略本から得るか、年上の人から聞くか、はたまた自分で試して電源のオンオフを繰り返すことで何とか目標を達成していたことを思い出す。達成感があり、嬉しかった。
社会人となったいまは、簡単に情報が得られて達成できるため、「作業」のように感じてしまう。趣味や仕事において、すでにある答えを調べて、考えが浅いまま目標へ到達する。効率は抜群にいいが、個性や面白み、達成したときの喜びは少ないように感じる。
自分は知的創造な活動をしているのだろうか、、
知的創造とは何なのだろうか、、
今回はそんな疑問から外山慈比古さんの「知的創造のヒント」の本と出会えた。 

 今回気になった内容は3つ。
「見つめる鍋は煮えない」
何ごともすぐには達成できないこと。課題に向かい、考え、一度答えを出した後は、ほっていて別の作業に取り掛かる。そうすれば、振り返った時に、物事が進んでいるかもしれない。
「忘却の大切さ」
インプットした内容は、アウトプットしていくこと。詰め込みすぎるとデータ量の多いPCのように遅くなってしまう。
 「ひとつでは多すぎる。ひとつでは、それがすべてを独占してしまう。」
1つに集中してしまうと、周りが見えなくなり、精神的にも不安定になってしまうのか、、様々な視点を持っていく。

 自分なりに解釈したつもりだが、表現した文章を振り返ると、理解が難しい。少し時間をおいて、本と自分の書いた内容を振り返ってみよう。

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