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上野の西郷どん

上野の西郷隆盛像はなにを見つめて、なにを思う。

遠くを見つめる西郷どん

西郷どんと久しぶりの再会

久しぶりに上野に行きました。東京国立博物館創立150年記念の特別展「国宝、東京博物館のすべて」が目的でしたが、何度か見ているはずなのに西郷どんにテンションアップ。あれから歴史小説をたくさん読んでいるから、多分有名人に会えた気がしたのでしょうか。ミーハー体質の本領発揮です。

西郷どんと愛犬ツン

さて、その西郷さん像。

高さ370.1cmで足の大きさ55.1cm。

大の犬好きでお屋敷では何匹も飼っていたそうです。

連れている犬はすでに絶滅種の薩摩犬で泳ぎが得意で狩りをする猟犬。この像もウサギ狩りに行くときのようで、腰に罠を携えています。

目先は日本の将来?

お気に入りの薩摩犬をつれて、大きな足で大地に立ち、遠くをみつめる西郷どんの像。

見つめ先の定説はないようですが、南を向いて立ち、目線の先は太平洋。

日本の未来を見守っているように感じました。

最後に

「せめて紋付羽織姿…」

浴衣姿は庶民目線で親しみやすい銅像。

当時から人気、人望が高かった西郷どんに例え像であれ軍服を着せることへの政府からの「待った!」が理解できますが、

せめて紋付羽織袴姿がいいな…というのは私の勝手は思い入れ…。

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