うぶ毛の変化
先日、釣りクラブの集まりがあり、飲みの場にも行くことになったのだが、20代前半の若者もそこには参加していて、衝撃を受けた。
全く知らない人にも声をかけて、写真撮ったり、ライン交換したり、食べ終わった皿を厨房まで下げにいったりと、とにかく礼儀も正しいし、見た目は襟足を染めたりとか、バイクにも乗っているし、浅草で声かけられて、雷門の前でバイクと共に撮った写真をみせてくれたりとか、とにかくかっこよくも見えたし、行動的で軽くカルチャーショックを受けた。
自分はその頃、闘病中でそんなこととてもできなかったし、病気じゃなかったとしても彼のように行動的にもなれなかっただろう。
バイクだって、カッコいいとは思っても、事故ったら大変だしとか、せいぜい粋がるのが精一杯で、彼のようにはなれない。
そんな青春を送っている彼をみて、内向ぎみな自分が頼りなく思えた。
もちろんこの歳にもなると、いや、歳は関係ない。後先考えるとそんな行動的にもなれないし、社交的な彼を見習って何かやるかといってもとてもできない。
挑戦もしないで諦めるからとか、反面教師にされるのがいいとか歳上のもの達にはやーやー言われたのは正直、自己否定された気がして、今になって嫌気がさしたきたが、とにかく今やっているnoteには記しておきたいと思って、この文章を書いた。
本をたとえ読んだとしても、なりたい自分、なれる自分。そもそも何をしたいのか。もしくは社交的にすらなれる訳ではない。そもそもそれとこれとでは話が違うが、読書は続けてくものとしてカバー写真には載せた。ブックカバーはフリマで見つけ、手作りのをみつけられて嬉しい。コーヒーとともに。
しかしそんな若い彼はとても人生をたのしんでいたし、その部分ではうらやましくはなった。
結局はそんな自分が虚しくもなったのだが、それも自分の生きる道。
生きるって色々考えさせられるな。
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