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『十牛図のワーク・第八図』宇宙意識を旅する ③火星〜土星|裏の畑Body work部

月に一度のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」。わたしは後半のBody work部で『十牛図のワーク』を担当しています。前半の美術部の様子はこちら↓


4月18日。
二十四節気での清明の時期もあともう少し。昨日からは春の土用に入り、春の「はじめるぞ!」モードを少しずつ緩めて、夏に向けてしっかりと地に足をつける時でした。この日も前回、前々回に引き続き、十牛図の第八図。

牛とはぐれ、追い求め、対峙し、二人で協力してたどり着いた「家」という夢とビジョンが叶った世界を表していたのが第七図でした。第八図では、その家を捨てより広大な精神世界へ開かれていくという段階なのですが、わたしの講座ではここにバイオグラフィーワークを入れ込んでいます。なので、もう牛さんのことは忘れてしまうくらいみっちり宇宙モードです(笑)。

3回目のこの日は、火星・小惑星帯・木星・土星をたどりました。
この辺は年齢的にみんなど真ん中なテーマだったので、わたしも誘導瞑想を行いながら持っていかれそうになるのでグラウンディングして場をホールドしていました。

この回の出発点である火星がまた面白い。火星はよく太陽に反抗的な星座とか、戦いのシンボルなどと言われますが、その立ち位置をみるととても不安定な星だということがわかります。星の構造としては地球と同じ岩石型の重たい天体なのに、地球から見ると外側にあるので外惑星という木星や土星などの軽いガス天体と同じグループに入ります。葛藤しながら軸足を作るという感じでしょうか。

このあたりの話はどうしても熱が入ります。

その後、火星を通過して木星に行くまでに小惑星帯というポイントがあって、更年期のテーマとリンクする部分があるのでこれもまた面白いのですが・・これ以上書くとマニアックになるのでやめておきます・・。

誘導瞑想は、それぞれに体験した深いもの、込み上げてくるものを自然に言葉にできたような時間でした。こういうのを幸せっていうんだなと思いながら心地よい疲労感と共に家路についた日でした。

次回は、キロン・天王星・海王星・冥王星に進みます。ここからはトランスパーソナルな、個を超えた領域に入っていきます。

写真提供:寺子屋てらこのゆかりさん。


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