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子どもの遊びに本当に必要なものとは?

休みの日には畑やお庭のお手入れと日曜大工など、やりたいこともやらなくてはいけないことも満載です。

基本的に身体を動かすのは好きですし、汗をかいた後のビールはもっと好きなので、炎天下の中でも汗をいっぱいかくわけですが、そのうち子どもが「どっか連れて行って〜〜〜〜〜!」「一緒に遊んで〜〜〜〜〜!!!」って叫び出します。

先日もやること満載でしたので、とりあえず玄関先のテラスにレジャーシートを敷いて絵の具と紙だけ置いて自分は作業をしていたんですが、子どもたちは絵を描くということよりはとにかく色を塗ることが楽しくなってきたようで、いろんなものを塗りだしました。

板の切れ端や剪定枝、畑を耕したときに出てきた石ころなど、僕が傍らで作業をして庭に転がっていたもので、それらが格好の標的となったようです。

いろんな色をべたべたと塗ってしばらくして、そろそろ飽きたかなぁ・・・と思って見ていると、今度はそれを組み立てたり、紐で結んだりしはじめたんですが、そのうち遊びに夢中になって、声をかけても返事もしません(笑)。

そして、出来上がったものを庭に持ち出して、草花をちぎったり穴を掘ったり。カエルをどこかから捕まえてきてからは何かを話しかけながらおままごとのような遊びが始まりました。

「カエルのお父さん、ここはベット!あっお風呂はここね!」(笑)。

そんな光景をみて、子どもだけの世界がそこにあることを感じ、僕も子どものころにはそんな世界で遊んだことを思い出させてくれました。

子どもと遊ぶということは、何かを一緒にするということばかりじゃなくて、同じ時間を同じ場所で共有することでもいいんじゃないかと思いました。もしかしたらそんな時間が子どもの自由な発想と想像力を育むのにとても大事なんじゃないかなぁとも思いました。

というわけで、今日もお父さんは頑張ってお庭や畑仕事して、ビールをいただきます(笑)。

*「にらめっこ」 2015年 7月8月号 掲載 に加筆修正

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