4回目のメキシコキャンプ②くまの大けが
セントイグナシオのホテルを早朝に出発し、いつものきれいなビーチがあるコンセプション湾に午前中に到着しました。今回はぺぴも一緒にビーチでボールを追いかけて大はしゃぎ。
前回の旅で一泊したこのビーチにはレストランが一軒あるのです。今回はビーチには泊まりませんでしたが、このレストランでランチをいただきました。
コンセプション湾でゆっくりした後は運転を交代しながら530キロ走って早朝に目的地のラバンタナに到着しました。
前回泊まった原始的なキャンプ場でキャンプを設営しました。今回は日よけをアップグレードして片側だけでなく両側も設置。
そして今回はなんとシャワーユニットも持ってきました。サンシャワーを使ってのシャワーは前回と同じですが、テントの中なので素っ裸でシャワーを浴びることができます。これは大きなキャンプ生活の改善でした。
アップグレードしたキャンプの設備でさあ楽しいキャンプ生活が始まるぞーと意気揚々とした初日。まさか翌日にとんでもないことが起こるとは想像もしていませんでした。
くまの大けが
キャンプを設営した翌日、ボールを追いかけて海に入っていったくまがキャンキャン叫びながら海から出てきました。見るとおなかから大量出血。どうやら岩場に先がとがったものがあったようでそこでお腹を切ってしまったようでした。
どくどくと出血するおなかをタオルできつく縛って止血して、それでも血は止まらずと悪夢とはこのことでした。
前回の旅でパピーたちを連れて行ったラパツの獣医さんに飛んでいきました。車で1時間ほどかかります。途中で道に迷って夫と2人でパニックになりながらもなんとか到着。
想像していたよりもひどい傷だったようで、即縫い合わせの手術。そして経過を見るために一晩入院になりました。
翌日獣医さんに迎えにいって無事にキャンプに戻ってくることができましたが、もちろん海に入るのはしばらく禁止。Tシャツで作った臨時のパンツで傷を覆いました。
病院から戻ってきてすぐは、あまり動きたがらず休んでいましたが、翌日からビーチでお散歩開始。でも海には入れないのでリードつけて歩かなければなりませんでした。
せっかく大好きなビーチに来たのに海に入って遊べないかわいそうなくま。ビーチにいってもしょんぼり海を見るだけでした。これから先は毎日抗生物質をのんで傷口の消毒と塗り薬で療養生活です。
1週間過ぎると傷もずいぶん乾いてきたのでTシャツパンツからエリザベスカラーに変えました。カラーをつけるのはかわいそうだけど、つけないと傷口をなめてしまいます。
そしてケガから12日後、フォローアップの診察にまた獣医さんに行ってきました。
幸いにも経過は順調で先生に海に入ってもいいよ、と許可をもらいました。本当にこの動物病院(Clínica Veterinaria Madero )のおかげでくまは命拾いをしました。そしてあの時パピーたちを連れて行ってなければ知ることはなかったラパツの獣医さん。パピーたちのおかげでくまは助かったとも思っています。
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