こんにちは！LIXIL住宅研究所のnote編集部です。
今回は、私たちLIXIL住宅研究所で働く社員の想いや考え方、日々の仕事の内容などを紹介する連載「＃ミライを創る人」の第5弾です。

今回インタビューを受けてくれたのは、FC企画部で活躍する長森さんです。

正直、住宅メーカーをあまり知らなかった

―はじめに大学時代について教えてください。
長森：大学では経済学部に入学し、アルバイトはアパレルショップで働いていました。そのため卒業論文ではアパレル業界の消費者行動を研究しました。

―なるほど。それでは就職活動はアパレル業界をメインで考えていたのでしょうか？
長森：就職活動では「衣・食・住」の業界をメインで考えていました。アパレル業界から食品メーカーなどを中心に見ていて、正直「住宅メーカー」はあまり知らなかったですし、ほんの少ししか見ていなかったですね。

―そうなんですね！？そんな中LIXIL住宅研究所を知ったきっかけは？
長森：就職活動の時期、ちょうど祖母の家の建替えを行っていて、その時にLIXILのショールームを見に行ったんです。その時に、たくさんの設備の中から好きな仕様・カラーを選ぶのが楽しくて。またTVCMでもよく見るLIXILという大手企業という認知度の大きさも興味をもった理由の1つでした。

―なぜ「LIXL住宅研究所」に入社しようと思ったのでしょうか？
長森：人と関わる仕事をしたくて営業職をメインで就活していました。でも、営業職は全国転勤がある企業が多く…私はせっかく会社で仲良くなった人たちと離れてしまうということもあり、転勤は嫌だなと思っていたんです。実際、就活でいろんな企業を見ましたが、転勤がない営業職を採用している企業は少なかったんですよね。
そんな中、原則東京本社のみの勤務となるLIXL住宅研究所に出会いました。しかも転勤はない上に、全国に加盟店があるので全国各地に出張に行けるという点も魅力に感じました。現在FC企画部に配属されて、業務で全国各地の加盟店に訪問することが多く、楽しく仕事をしています！
 
また親戚や友人に会社のことを話すときにわかってもらえる企業に就職したかったので、私も知っているほど大きな会社の「LIXIL」っていいなと思いました。ですが、個人的には規模が大きすぎる会社は入りたくなかったんです。大きい会社だと名前と顔が一致しない人が多くなると思ったので…でも会社の規模が小さすぎるとコミュニティが狭く、また仕事内容も色々なことを経験できなさそうと感じていて、それも嫌だなと思っていました。
LIXIL住宅研究所はLIXILのグループ会社であり、社員数も約200人と自分の中で会社の規模もちょうどよかったんですよね。

イベント成功の鍵は“自分も一緒になって楽しむこと”

―FC企画部とはどういった部署なのでしょうか？
長森：FC企画部は、簡単に言うと「加盟店がより良く事業活動に取り組めるようにサポートする部署」です。ですので、普段から「加盟店へどんなサポートが必要なのか？」を考えて企画・行動しています。企画を考えていくと大きなテーマになってくるので、FC企画部のみで解決できないことが多いんです。そのため他部署に協力してもらい、私たちFC企画部がまとめ役となってイベントを実施しています。簡単に言うと部署と部署の「橋渡し」を行っている部署という感じですかね。

―具体的な長森さんの業務内容を教えてください。
長森：細かい事務作業などもありますが、メインとしてはGLホーム(※)の加盟店向け行事・イベント・会議などの企画運営を担当しています。

※LIXIL住宅研究所ではアイフルホーム・フィアスホーム・GLホームと3ブランドのFC運営を行っています。3ブランドそれぞれ違うコンセプトや特長がありますので、詳しくは下記リンクよりご確認ください。

―現在、入社3年目の長森さんですが、これまでで特に印象に残っていることや大変だったエピソードを教えてください。
長森：2023年5月に実施した「GLホーム 全店大会」の企画・運営が印象的でした！
全店大会とは年に一度全国の加盟店が一堂に会する大きなイベントで、前年度1年間の加盟店の実績を称え、表彰する場であるほか、加盟店が顔を合わせて対話し、結束を高める場でもあります。
FC企画部が主体となって会場の確保や企画内容、表彰形式・演出などを、外部の企画会社と協力しながら準備・運営をしています。

今回の開催に向けて、私は担当者として自部署の先輩と一緒に企画を進めていたのですが「もっとGLホームらしさ溢れるイベントにしたい」という思いが強くあり、いくつか新たな試みを提案しました。
例えば、会場の選定です。当初は、例年通りだと大きなホテルのホールを借りて開催する流れなのですが、もっとアットホームで参加者同士が密に交流できるような会場にしたい、という思いから、オーシャンビューの1棟貸切ができる結婚式場での開催を先輩や各部署の関係者の皆さんに提案したんです。前例のないことだったので初めは私のアイデアはなかなか通らなかったのですが、「GLホームらしいイベントを実施できるのはこの会場だ！」という強い思いがあったので、先輩たちを連れて会場を下見したり、外部の企画会社の方と何回も打ち合わせを重ねてプレゼン資料を作成し、社内の先輩方に「どうしてこの会場なのか？」その意図を訴え続けました。その結果、何度目かの打ち合わせで、周りの人にも納得してもらい、私の提案が採用されることが決まりました。そのときはとても嬉しかったですし、私自身のモチベーションアップにも繋がりました！

会場のほかにも、表彰品や参加者の服装指定（スーツからカジュアルスタイルへ変更）、懇親会の内容、会場のBGMまで「好きを大切にする」をテーマに家づくりに取り組んでいるGLホームらしいイベントになるように自分の思いや考え、アイデアをどんどん発信しました。一緒にイベントを決めていく先輩は私のその意見に対してどんどんOKを出してくださり、振り返るとこんなに自由に色々なことに挑戦させてくれた先輩にとても感謝しています！

無事に全店大会が終了し、加盟店の皆さんの参加後アンケートでは、満足度100％を頂きました！前年の満足度は70％だったので、その結果を知ったときとても嬉しかったですし、達成感も大きかったです。

―満足度100％とはすごいですね！？加盟店の皆さんに楽しんでもらえるように、イベントを企画・運営するにあたり意識していることはありますか？
長森：「自分も一緒に楽しむこと」が大切だと思っています。今の部署に配属されて初めてこの大きなイベントに参加したとき、正直私自身は楽しくなかったんです(笑)  初めて参加した時はどんなイベントをしているかもあまりよくわかってなく、加盟店の皆さんにお会いする機会もそのときはあまりなかったので知っている加盟店の人もいなくて疎外感というかなんというか…
そんなとき、同じ部署の先輩が加盟店の方たちと一緒に記念撮影していたり、楽しそうに話しているのをみて「いいな。私もあんな風にみんなと楽しみたい！」と思ったんです。

それからは加盟店にお会いする機会を増やしていきました。そのおかげか、今年開催した全店大会では知り合いの方も増えて、たくさんの方とお話ができたり、私の知っている方同士がイベントを楽しんでいる姿を見れてとても嬉しかったですね。

たくさんの人と関わり、違う視点の話を聞くことが楽しい

―FC企画部の面白さや魅力はなんですか？
長森：他部署の人と関わりながら、たくさんの意見を聞くことができるのがおもしろいなと思っています。部署や業務によっては自部署内だけで完結できるものもあると思いますが、FC企画部の業務はほとんど自部署だけで終わることはありません。部署同士の橋渡し役になるFC企画部なので、基本的に他部署の人たちと一緒に話し合いを重ねながら業務を行います。他の部署の人から違う角度や視点で意見を聞くことができるのが面白いと思いますし、これはFC企画部であるからこそ経験できることなのかと思っています。

またFC企画部だからこそではないですが、FCを運営している会社だからこその魅力だと思うのは2つのお客様(加盟店とお施主様)がいることです。
入社当初は住宅FCの本部なので、加盟店との接点しかないと思っていましたが、実際は加盟店のお施主様感謝祭に参加したり、お施主様インタビューを実施するなど、色んな形でお施主様と触れ合う機会がたくさんありました。加盟店の皆さんからは、「GLホームはこんな強みを持っているからここをアピールしていきたい！」などの意見を聞けますし、またお施主様から「GLホームのこんなところが気に入っている」など、本部だけで仕事をしていては分からない別の視点での生の声を聞くことができて面白いですね。

―たくさんの方々と関わっているんですね！本部の中でも、長森さんは加盟店の皆さんと距離が近い(仲がいい)関係を築いているように思いますが、自ら行動していったのでしょうか？
長森：先ほども少し話しましたが、加盟店の方と直接お会いする機会があるときは積極的に参加するようにしました。加盟店の方と仲良くなりたいという想いもありましたが、その他にも本部だけで仕事をしていては加盟店の皆さんにどんなことで喜んでもらえるかわからないと思ったので。そのためには直接お会いして話をするのが一番いいと思ったんです。今では加盟店の方から私を頼りにお電話していただくこともありますし、ある加盟店の方とお会いしたときに「地元の名産だよ」とお土産をいただけたことはとても嬉しかったです！！

―加盟店の方ととてもいい関係を築けているんですね！そんな長森さんですが今後の目標などありますか？
長森：いま目標は２つあります！
１つは同じ部署に憧れの先輩がいるんですがそんな人になりたいと思っています。その先輩は加盟店の皆さんととても仲が良く、頼りにされていて、加盟店のための企画提案などをどんどん出したり、加盟店と困りごとを解決しながら一緒にイベントを実施したりしています。そんな憧れの先輩に近づくために、先輩の下で私もどんどん意見をだして加盟店さんから頼りたいと思ってもらえるよう、たくさんのことにチャレンジしたいと思っています。

2つ目は、加盟店の皆さんに「このイベントに参加してよかった！」と思ってもらえるようなイベントを企画・運営することです。
先ほど話に出た全店大会は今でも楽しんでもらえているとは思いますし、多くの方に参加していただけていますが加盟店の皆さん全員が参加されているわけではありません。私としてはより多くの方に参加していただき楽しんでもらいたいので、今よりもより魅力的なGLホームらしいイベントを加盟店の皆さんと一緒につくっていきたいです！
また、FC企画部では方針発表会・情報共有会といった情報や学びの提供の場の企画・運営も実施しています。こちらに関しても、「沢山の事を得る機会になったので、次回も参加したい！」という気持ちになってもらい、加盟店の皆さんの声を聞きながらもっともっと新たな学びや気付きを提供できるような機会にしていければと思っています。

仕事もプライベートもどちらも楽しく過ごす！

―プライベートと仕事のバランスはとれていますか？
長森：とれています！休日はお昼まで寝ていたり、友達と遊びに行ったり過ごし方はその時によりますね。遠出したいなと思ったときは、ドライブが好きなので友達を誘って車で出かけたりしています！最近だと日帰りで新潟県に車でいきましたね(笑) 食べることも好きなので美味しいご飯を食べに弾丸ツアーで行くこともあります。
 
―車でしかも日帰りで新潟に！？旅行好きならではですね。平日はフレックス制度など利用していますか？
長森：利用しています！ランチを長めにとったり、早上がりして同期と飲みに行ったりしてリフレッシュしています。

―最後に学生にメッセージをお願いします！
長森：直感を大事に、ビビッとくる企業をぜひ探してみてほしいです。
業務内容ももちろんだけど、どんな人と働くのか？どんな環境ではたらくのか？という部分も社会人生活においてはすごく大事だなと感じました。この人たちと働きたいと思う会社を探しながら楽しく就職活動をしてください。
私自身も業務内容ももちろん見ていたけれど、この会社なら私は楽しく働けるかな？というのを説明会や面接で意識していました。
就活でたくさんの人に触れ、人を見る目を養った皆さんが、ここなら楽しく働けそうな会社だなと思って頂けたのが、LIXIL住宅研究所だったらうれしいです！
 
―長森さんインタビューありがとうございました！

※2023年8月にインタビューを実施しています。