noteのヘッダ画像3

あなたに亜鉛が必要なわけ・その5〜亜鉛はどうやって摂る?・レシピつき〜

前の記事では、
健康な皮膚を保つのに
亜鉛が大きな役割を果たしていることを
書きました。

亜鉛は本当に多彩な働きをしてくれていて、
不足すると、
これまでの記事で説明した以外に、
免疫が弱くなったり、
男性・女性ともに不妊の原因となったり、
薄毛になったり、
その他いろいろな不具合がでるのだけど、
ぶっちゃけ、
亜鉛をしっかり摂れば、
必要な働きをしてくれるわけよね。

◆亜鉛はどうやって摂るのか

最初の記事
【牡蠣の香り揚げ】のことを書いたけど、
亜鉛は、
肉や魚などの動物性食品にたくさんあって、
植物性食品には少ないの。

なので、
菜食の場合、亜鉛が不足しがち。

菜食のかたは、
ちゃんとしたサプリメントで補ったほうが
よいかも。


肉や魚をたくさん食べているよ、
という場合でも、

お腹が弱いと吸収されにくいし、

アルコールをたくさん飲む人は
亜鉛を大量消費するし
(アルコールの主な成分である
  エタノールの分解に
  アルコール脱水素酵素が使われるんだけど、
  この酵素には亜鉛が必要だから)、

服用している薬によっては
亜鉛がたくさん排泄されてしまうことがあるし、

運動しているとなくなりやすいし
(汗で無くなるし、
 筋肉の収縮や細胞の再生にたくさん使われる)、

成長期には大量に使われるしで、

必要量はひとそれぞれ!
同じ家族でも
足りてる・足りてないはそれぞれ違う

ことを覚えておいてね。
これは亜鉛に限らないけど。

だから、
氣になる症状があったら、
分子栄養学の血液検査を受けてみて。

からだの中で
亜鉛はタンパク質に運んでもらうので、
タンパク質もしっかり摂ってねー。
ビバ!タンパク質♡


◆亜鉛の多い食材

ダントツに多いのは牡蠣!

一食分あたりの亜鉛の含有量が、
他の食材と比べてダンゼン多いの。

牡蠣以外で多いと言われているのは、

豚レバー、牛肉、ラム肉、
うなぎ、ホタテ、かに・・・。


海藻や豆類にも含まれているけど、
一食分となると少ない💦。


もちろん、
いろんな食材をまんべんなく食べるのが
いいと思うのよ。

ただ、
氣になるから亜鉛を強化したいという場合、
ちょこちょこ牡蠣を食べるのはよいかも。

ただ、からだの中の亜鉛が少ない場合、
栄養療法のサプリメントを併用したほうが
改善は早いよ♪


でもねー、
牡蠣が苦手というひとは結構多いのよね。

実は、
わたしもこどもたちも、
牡蠣ならどんな食べ方でもOKというわけでは
ないの。

苦手な場合は、
なかなかトライしにくいよね。

で、
うちで食べている牡蠣レシピをを知りたい
という声をいただいたので、
少しだけシェア〜ヽ(´▽`)/


わたしは基本的に
日々の料理で手間がかかるのは嫌なので、
お手軽バージョンのレシピ。

もっと丁寧に手間をかけることで
より美味しく食べられるレシピは
たーくさん世の中にあるので探してみてね。
さらに楽しく食べられると思うの♡

(牡蠣が体質的に食べられないひとには
 ごめんなさいm(_ _)m。
 うなぎで補ってくださいまし)

◆牡蠣の佃煮 

息子曰く、
これは牡蠣の欠点がすべて消えている(笑)
牡蠣が苦手な友人も、
「すっっごくおいしいねー✨✨✨
 また食べたい!」

画像2

【材料】
牡蠣(加熱用):1パック(150gくらい)
片栗粉:適量(洗うため)

<A>
生姜(千切り):大さじ2
酒:50cc
砂糖:小さじ1
みりん:大さじ1/2
しょうゆ:大さじ1

【作り方】
①牡蠣をきれいに洗って
 (例:牡蠣をボウルに入れて、
 片栗粉を振り入れ、優しくよ〜くなじませたら
 水を加えて混ぜ、水を捨てる。
    牡蠣がきれいになるまで水洗いを繰り返す)、
   水気をペーパーなどで取る

②小鍋にAの材料を入れて中火にかけ、
 アルコールを飛ばす

③牡蠣を入れて落し蓋(クッキングシートでもOK)
 をし、ごく弱火で煮汁がほとんどなくなるまで
 煮る(20~30分くらい)
 ※焦げないようにね!

④火を止めたら牡蠣の上下を返して冷ます


◆牡蠣のコンフィ(オイル煮)

このまま食べてももちろん美味しいし、
パスタに使っても美味しいよ。
オリーブオイルはよいものを使うと
気持ち悪くならないよ。
残ったオイルはパンにつけて食べてね〜。

画像3

【材料】
牡蠣:1パック
にんにく:1片(潰す)
ローズマリー:2本(タイムでも!)
ローリエ:1枚
赤唐辛子:1/2本(お好みで)
塩・ブラックペッパー:適宜
オリーブオイル:適量

【作り方】
①牡蠣をきれいに洗って、
水気をしっかり拭き取り、
厚手の鍋に並べ、
その上に残りの材料を入れる。
オリーブオイルは、
牡蠣が浸るくらいたっぷり入れる。

②中火で加熱して、
オリーブオイルが軽く沸騰し始めたら、
ごくごく弱火にして20分加熱し
(温度調整ができる場合は、70〜80度に設定)、
そのまま冷ます。
お好みでピンクペッパーを散らす


◆牡蠣の香り揚げ

どうしても油が散るので、
床とかに新聞紙を広げて防御してね。

画像1

【材料】
<下味>
牡蠣:大1パック(うちはこれでは足りないけど)
塩こしょう:少々
しょうゆ:小さじ1/2
日本酒:小さじ1/2
五香粉:少々

<衣>
卵:1個(溶く)
片栗粉:大さじ3~4

<たれ>(混ぜるだけ〜)
酢:180cc
さとう:大さじ1〜お好み
しょうゆ:大さじ1
生姜(みじん切り):大さじ1
ねぎ(みじん切り):大さじ2
香菜:適量

【作り方】
①牡蠣をきれいに洗ってボウルに入れ
 下味の材料を加えて混ぜる

② 衣の材料を加えて優しく混ぜる

③油を180℃に熱し、
 ②のかきをスプーンで一つずつ衣と一緒に
 すくって油に入れ、さっとカリッと揚げる
 (多めの衣と一緒に揚げるのがコツ!)

④たれと追加の香菜を添える


これで、
牡蠣が苦手な人が、
うわー、牡蠣美味しい〜!
って思ってもらえたら嬉しいな。

あくまで食事が基本だけど、
からだの中の亜鉛が
とっても少なくなっているなど、
栄養療法用のサプリメントを併用した方が
効率的な場合もあるから、
必要に応じて柔軟に考えてね。

亜鉛はからだの中で
細胞分裂に始まって
いろんなことに必要だからね〜!





この記事をおもしろいと思ってくださったら、サポートしていただけると嬉しいです。すごく勇気づけられます♡ いただいたサポートでやってみたことが、次の記事を書くもとになります!