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アルバム紹介17  THE ONE UVER world 「世界を超える音への探究心」

みなさんこんにちは。篠田長次郎です。なかなかコロナウイルスの波が引かないため、巷ではライブ等の規制なんかがあって音楽業界も大打撃を受けてますね。

そんな中、BAD HOPが横浜アリーナでクラウドファンディング型の無観客ライブを行ったり、様々なアーティストがYoutube上で過去のライブ映像を解禁したり、音楽業界の新たな楽しみ方が開発されているみたいですね。





さて、今回僕が紹介するのはUVERworldTHE ONEです。このアルバム、メンバーからは「あまりいい出来ではなかった」と言われているみたいですが、僕からしたら曲構成や順番、アッパー曲とバラード曲の比率等、計算され尽くしてると思うんですよね。

というか、Don't Think Feel という曲があるのですが、それが好きすぎるのでこのアルバムを選んだというのもあります。笑


まずは、UVERworldのプロフィールから解説していきましょう!


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滋賀県出身の6人組バンド。
バンド名のUVERworldは、「自分たちの世界を超えて広がる」ということからドイツ語を変形させたUVER(ウーバー)とworldから名づけられました。王道のロックサウンドから最近はEDMの要素などを取り込んで、日々進化を続けています。




UVERworldといえば、昔からアニメタイアップが多いため、20代後半から中学生くらいまでなどファン層も幅広いのが特徴です。その中でも近年のライブの熱いMCから「男祭り」(男性限定ライブ)が注目を集めています。



「男祭り」はかつて男性ファンが少ないことにジレンマを感じていたUVERworldが、男性にも届くようなメッセージをしっかりと放っていくために2011年に滋賀・B-FLATで初開催されました。230人の会場キャパシティから始まった「男祭り」でしたが、その規模はどんどん拡大し、2017年には埼玉・さいたまスーパーアリーナで2万3000人のキャパシティを男性客のみで埋めるという日本記録を樹立。今回“ FINAL”と銘打たれた公演には約4万5000人の男性のCREW(が集結し、その日本記録を更新することとなりました。



2019年の年末には男性限定では音楽業界最大規模となる東京ドームライブを敢行。男祭りFINAL IN TOKYO DOMEと題し、4万5000人(全員男)対6人という前代未聞の最強ライブを大成功させます。


そして今年2020年は結成20年、デビュー15周年のアニバーサリーイヤーとなっており様々なライブが用意されていたが新型コロナウイルスの影響を受け中止に。熱愛い思いを愛しいCrewに届けるためにオンラインライブを開催したり、新曲のアニメタイアップなどに力を注いだり、その活動の火は絶えず燃え続けています。



そんなUVERの男祭りの中で外せないナンバーが23ワードという曲です。

男と男の友情に関するアツい歌詞に、アーバンでR&B調なミクスチャーロックサウンドで包み込んだ、THE ONEの5曲目に収録されているものですが、とにかく良い!

THE ONEってもう8年前くらいのアルバムなんですが、今も歌い継がれるファンなら納得の名曲が揃い踏みなんですよね。では、アルバムレビューに行ってみましょう!









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THE ONE


収録曲

1. THE ONE (SE)

本作のSE。今でもたまにライブで使われているらしい。不規則なビートが特徴。


2. 7th Trigger

UVERのクールさを詰め込んだサウンド。自分自身の信念を持ち、己を切り開いていこうというメッセージソング。Rapアリ。かなりの人気曲だがカラオケで歌うとほんとに難しい。


3. Don’t Think. Feel

高校1年の冬に衝撃を受けたメッセージソングで、UVERにのめり込んでいったきっかけの曲。正直、BESTアルバムを聞いてかっこいいけど厨二病感が強かったなーというイメージでした。

しかしそれをを払拭させる、音楽を使いこなしているような神がかった聞いたことないイントロから始まり、「好きなようにやれ、そして俺に指図をするな!」のメッセージ。初めて聞いたときは、「こいつら、バケモンかよ。」と10回近くリピートした覚えがあります。


4. LIMITLESS

誠果のサックスと真太郎の高速ドラムから放たれる軽快なビートで、鬼リピ必須のナンバー。そこまで激しくはないですが、ライブで盛り上がります。


5. 23ワード

前述の通り、男同士の友情を歌ったナンバー。アツい歌詞にもかかわらず、やはりお洒落なメロディーで、これが奴らのかっこいいとこなんだよなぁと浸れる。

ライブでは、TAKUYA∞のヒューマンビートボックスが入ったり、メンバーにも愛されているのが伺えます。


6. KINJITO (LIVE intro ver.)

LIVE intro ということで、かなり長めのイントロなので、僕自身はSingleに収録されているRap Ver ?をお勧めします。これがUVERのLIVEだ!みたいなのを提示している感じ。


7. THE OVER

ドラマタイアップもあり、かなり有名な曲。この曲があるからUVERを知らない人にもお勧めしたいアルバムなのですが、逆にこの曲がないと、UVERでもコアなファンにお勧めしたいアルバムになると思います。(独断と偏見)

切ないミドルバラードにもかかわらず、力強さも感じられる名曲です。


8. 此処から

このアルバムでは影の薄い曲で僕自身もあまり聞いていないです。アルバム全体を楽しむんだったら聞いておいたほうがいいです。


9. REVERSI

PVのほとばしる炎がカッコいいミドルテンポのヘビーロックナンバー。アニメタイアップもあり、昔ながらのUVERの厨二っぽいカッコよさ(褒めてます)もありつつ、落ち着いたアーバンな要素も取り込んで進化したサウンドが伺えます。


とはいえ、8年前のアルバムなので、最新の曲はもっともっとカッコいいです。歴史あるバンドはこういった進化の奇跡が楽しめますね。


10. バーベル ~皇帝の新しい服 album ver.~

ふざけてるのかわからないが、遊び心溢れる歌詞に、今作イチのヘビィサウンドをのせたこれまた名曲。童謡「裸の王様」をオマージュしたナンバーで、なんだろう。激アツなミュージカル的な?(語彙力)

※この曲は筋トレに最適です。


11. BABY BORN & GO

東南アジアかどこかの音楽っぽい雰囲気にUVER史上最多レベルのRapを組み合わせたおしゃれでかっこいい曲。

あまり最近ではLIVEで披露されてなく、知名度も他の曲と比べると埋もれてしまうみたいですが、マジで盛り上がれるアッパーなナンバーです。



12. AWAYOKUBA-斬る (LIVE intro ver.)

曲名から「どんだけカッコいいんだよ」と言わせんばかりの切なさと疾走感が特徴の少しこのアルバムでは他と一線を画すナンバー。こちらもLIVE Intro Ver ですが、オーケストラを取り込んだアレンジは、とてつもなくカッコいいです。

また、こういったメッセージ性があり、切なく少し謎めいたナンバーがアルバムラスト近辺に位置するのも秀逸だなと思います。


13. NOWHERE boy

ラストナンバーにして、最後は少しネガティブなバラード。こちらの曲もあまり聞かないが、曲順もこの曲で終わるのもなんかいいなーと感じてしまいます。








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今回は8年前のアルバムを紹介させていただいたので少し懐かしい感じもしましたが、今は音楽のサブスクで最新の曲と合わせて聴けるのでさらにライブが楽しみですね!

コロナでしばらくライブは絶望的ですが、UVERをはじめとしたアーティストたちがWithコロナ時代の音楽の楽しみ方を提示してくれてます。



いつの日か再びライブハウスで、ドームで、全国のCrewたちと大声で歌えることを願って、僕たちでできることをやりましょう!


では、今回も読んでくれてありがとうございました!



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