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恋愛に使える3つの「心理効果」

※以前書いた記事はこちら。
(合わせて読むとより楽しめると思います。)



またまたお会いしましたね。

僕です。

何だか、運命を感じちゃいますね。




皆さんはパートナーを探す際に何を重視しますか。

経済力。

行動力。

優しさ。

面白さ。

顔の良さ。

言ってしまえば何を重視しても良いと思います。

人それぞれ価値観がある訳ですから。


ただ問題は、「この人だ!」と思った意中の相手が

自分を好きになってくれるかどうか。


そこじゃないですか?


難しいですよねー。

相手は魅力的な訳ですから、誰かの特別な人に違いない訳です。

だって魅力的なんだもの。


そんな魅力的な相手が自分を好きになる事なんてあるのでしょうか。


意中の相手を自分のモノにする。

相手の気を引くためにどうするか。




真剣に考えている方に朗報です。




今回紹介する3つの心理効果を使えば、相手の意識を自分に引き寄せる事が可能です。

相手の気を引きたいなら以下の心理効果に注意し実践してみて下さい。




騙されたと思って。





「初頭効果について」


初頭効果
情報は最新のモノより最初に与えられたモノの方が強く印象に残るという心理効果。


まず、皆さんも重々理解している事だとは思いますが、第一印象というのはとにかく大切です。

それがデートであったり、特別な日であればある程、最初の印象は強く残ります。

TPOに合わせたお洒落や清潔感は、最低限身に着けておかねばなりません。


ただ、それだけではないのです。

日々の言葉選びも気を付けねばなりません。




初頭効果なのに日々の言葉選び?




そうなのです。

初頭効果」というのは元々情報を伝達する際に発生する心理効果なのです。


これはですね、多くのエセ心理学者モドキエッセイストの皆さんが勘違いしている所でもあります。

多分ネットで「初頭効果」を調べると、「見た目が大事!」だとか「親近効果」や「ハロー効果」という心理効果と合わせて紹介している記事が

それこそ本当にバカみたいに出てくると思います。

ハロー効果」と似ているとか、酷い書き方をしている記事もあります。

完全に間違っている訳ではありませんが、正しく理解して解説されている方は非常に少ないです。




ある大学でこんな実験を行いました。

A君を紹介する際、一人目には
A君は勤勉で、衝動的で、嫉妬深い子である。

と説明をしました。

そして二人目には
A君は嫉妬深く、衝動的で、勤勉な子である。

と説明したのです。


すると、一人目はA君をポジティブな人間に捉え、二人目はA君をネガティブな人間に捉えたそうです。


そう、これが「初頭効果」ですね。

同じ情報なのに順番によって印象が変わります。


人は言葉を情報の羅列として捉えた際に、最初に入って来る単語を強く印象的に記憶してしまう傾向があります。

ばーか、あーほ、どーじ、まぬけー、おたんこなすー

と言われると

ばかって言われた!

となる訳です。


これは当然誉め言葉や日頃の会話でも大切な要素になる訳です。

貴方を素敵だと思っている」という話をするのであれば、必ず文章の最初に入れるべきです。

相手に伝えたい事、大切な事、自分の思い、届いて欲しい気持ち。

それらは日頃から文章の頭に持ってくるように心掛けると良いでしょう。





「親近効果について」


親近効果
同系統の情報が順番に羅列された場合に、人は中間のモノより最後に与えられたモノの方が強く印象に残るという心理効果。




うおい!?もう矛盾してないか!?




最初が良いって言ったり、最後が良いって言ったり。

何とも忙しくてすみません。


でもこれ、実はそこまで矛盾している話ではないのです。

大切なのは「同系統の情報が順番に羅列」した際の話という事。

つまり

ばーか、あーほ、まぬけ、どじ、あんぽんたん

と言われたら

誰があんぽんたんだこの野郎!

となる訳です。




さっきと違うじゃねえか!




うるさい黙れ。




さっきの文章を思い出して欲しいんですが、みなさん実際は最後の「おたんこなすー」も印象的だったはずです。

隠しても無駄です。

ちゃんとここでフラグを回収できるように文章を書いたので、皆さんは既に僕の文章から「初頭効果」と「親近効果」を受けています。

狙い通りなのです。




本当です。




結局長い話をしても、中間は殆ど記憶に残らず、最初と最後だけが印象が強く、記憶に残るという事なのです。

だから

掴みとなる最初の言葉と、オチとなる最後の言葉はより気を付けましょう。

そういう話なのです。




恋愛において特に「親近効果」を上手に使わないといけない場面があります。

それは、自分の話をする時です。


自分の事を相手に分かって貰わないといけない。

相手に理解して欲しい。

そして、併せて相手に好意を持って貰いたい。

自分の良さを伝えたい。


そんな時は必ず大切な情報を一番最後に持ってくるというのが重要です。


自分はこういう人です。

そして、貴方にとってこれだけプラスがあります。


ってね。





「単純接触効果について」


単純接触効果
別名「ザイアンス効果」。
興味関心がないものでも、何度も見聞きする事で徐々に好感度が上がっていくという心理効果。無限ではない。


最後に紹介するのは魔法のようなこの心理効果。

単純接触効果」です。


1970年頃にロバートザイアンスさんが論文を発表し、一躍有名になった心理効果です。

その為、別名は「ザイアンス効果」。


繰り返し接触する事によって印象が良くなり、好意度も増すという不思議なお話です。




そんな事もなくない?




分かる。

分かるよ。

だって嫌いな人は何回会っても嫌いだよね。

会う事によって嫌いになる事もあるしね。


そうなんですよ。

まずこれ無限じゃないので注意して下さい。


会えば会う程、連絡すれば連絡する程、ではないです。

詳しい実験は忘れてしまいましたが、大体10回程までしか効果は表れないとされています。

更に言えば、悪い印象を与えていると逆効果に嫌悪感が増してしまうという事もあり得ます。




怖すぎる!




そうなんですよ。

めっちゃ怖いんですよ。


でもここで怯えていても仕方ないです。


嫌だなって思ってる事が何度も繰り返されると、人は当然どんどん嫌になって、最終的には完全に拒絶してしまいます。

だからこそ逆も然り!

良いなって思ってる事が何度も繰り返されると、人は当然どんどん好感度が増して、最終的には好きになるのです。


限度こそありますが、関係性を構築していくのであれば「単純接触効果」は本当に重要です。

毎日の「おはよう」や「おやすみ」など、当たり障りのない所からでも始めてみると、きっと効果が出てくるはずです。




大切なのは会えなくてもメッセージのやり取りや、通話の回数を増やす事。

それは一方的なモノでは勿論ダメです。

相手が心地よいリズムで、相手が喜ぶ事を繰り返す事。

それは自己満足では勿論ダメです。




相手の事を真剣に考える。

相手が喜ぶ事を真剣に考える。

それが意中の相手をこちらに振り向かせる一番の近道になる訳です。





恋愛に使える3つの「心理効果」まとめ


という事で、今回は「初頭効果」と「親近効果」、そして「単純接触効果」について解説をしました。

皆さんの参考になりましたでしょうか。


簡潔に要点をまとめます。

① 特別な日こそ第一印象は大事。
② 伝えたい言葉や伝えたい想いは最初にハッキリ伝える事。
③ 自分の事を知って貰いたいならダラダラ喋らない。
④ 相手がプラスになるポイントを最後に持ってくる。
⑤ 日常的に好感度を上げる。
⑥ それを繰り返す。

たったこの6つのポイントを守るだけで、きっと相手は貴方を意識するようになるでしょう。




後は貴方が魅力的かどうかによります。




そりゃそうよ。

バカ言ってんじゃないよ。


ありのままの私を好きになって?

お前が魅力的なら何もしなくたって相手は意識するだろうが。

考えりゃ分かるだろ?




すみません言い過ぎました。


まず、見向きもされていない相手を自分のモノにしたいなら自分を変える事が最重要です。

何かが間違ってて、何かが自分の好感度を下げてる可能性があります。


相手を本気で自分のモノにしたいって考えるんだったら、本気で相手の事を考えれないとダメです。

相手にとってどうすれば都合が良くて、どうすれば心地良いのか。

何を求められていて、何を補ってあげられるか。




この記事が、真剣に考えるキッカケになってくれたら嬉しいですね。







欠点は補えます。

大丈夫。

失敗は取り返せます。

安心して下さい。




貴方には味方が居ます。




心理効果と。

僕です。


サポートして頂いた方の事は一生忘れません。 靴ぐらいなら喜んで舐めます。