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執着eye 2とおやすみ彼氏13を完走した感想

この記事は執着eye2及びおやすみ彼氏13の重大なネタバレを含む内容となっております。

こちらを読む前に先にそれぞれの感想をご覧になってください。


「地獄への道は善意で舗装されている」

先におやすみ彼氏13の方から聴いたのですが、聴き終わったときに抱いた感想がこちらでした。

先の記事でも書きましたが本来のリリース順は執着eye2→おやすみ彼氏13となっております。

本来執着eye2で登場する橘くんの引き立て役のようなポジションだった保科さんが同じレーベルの別のシリーズから再登場する、かなりイレギュラーな状況だと思っていますがそれ程までに執着eye2が多くの方に支持される作品だったんだろうなということは購入する前から感じていたことでした。

正直おやすみ彼氏13の内容はそこまで期待してなくて、それこそ執着eye2の引き立て役のようなポジションだろうなという認識でした。それが蓋を開けてみれば上質なイチャラブモノのシチュエーションCDでかなり驚きました。期待値が低かったのもあるけどそれ以上にとにかく内容が素晴らしい。ハードルを悠々と飛び越えて執着eye2のハードルをより高く設定していく恐ろしさに震えました。これで向こうの出来が微妙だったらどうしようかとすら考えていました。

まあそんなのは杞憂に終わりましたよね。橘千紘くんの想いが大きな爪痕を残して聴き終わった後放心状態でした。気持ちを切り替えて音楽を聴こうにも橘くんのイメソンを考え出してしまう始末。余談ですが自分的には橘くんのイメソンはダーリン(MARETU)だと思います。

それで聴き終わった後改めておやすみ彼氏13を聴いたらトラック1で挫折。喉の奥にネジが何本も詰まったような息苦しさを感じてもうしんどい。心の奥で橘くんが保科ァ!!!!って叫ぶし。

でも正直保科さんと橘くんだったら保科さん選ぶよな…となってしまうし橘くんの不憫さがより際立つ最高のスパイスですよね保科さん。

橘くんがしんどいのもあるんですけど、両方聴くことでわたしのキャラクター性が好きになってわたしにしんどさを感じてくるんですよね。保科さんと一緒にいる時の保科さんが好きだから保科さんに気持ちよくなってもらおうと自分で色々勉強したりセックス中に下の名前読んだり。これ橘くんに下の名前呼ばないのとリンクしてたりするんかなえげつねえな…。そんな彼女が最終的に全部の記憶を失ってしまう絶望感よ。

わたしの誕生日だったあの日、帰ってたかそうじゃないかでルート分岐してたのかなと思うと本当に切ないし胃が痛い。

それくらいそれぞれの登場人物に感情移入できる良作です。ぜひセットで買って絶望して私のTwitterに激重感想を投げていただければと思います(最悪)薬でも無ければ記憶は消せませんし執着eye2→おやすみ彼氏13の順の感想も読んでみたいですしね!ね!!


おまけ

執着eyeシリーズイラスト担当の京一先生がTwitterで載せてるイラストも見てホラホラ

ステラワースの描き下ろしグッズのイラストも見てホラホラ