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共闘スペースで話す予定だった台本

諸事情で参加出来なかったスペース。台本と言うか変なこと言わないように用意していたものです。


①ラングコストが高いと言われることに対してどう思うか

・そもそも安くなる要素がない(大前提)
・比較が難しい。パブリッククラウドになると、イニシャルが減る分、ランニングに振り分けられるイメージ。グロスで観て、高いか安いかの判断は必要。
・これまでベンダーDCによるプライベートクラウド化が進み、コスト削減は実施してきた。ガバクラになるとサブスク型から従量課金型のモデルへの変化になるわけで、業務フローから見直さない限り高くなるはず。
・現実的な話で言うと、各社大規模な投資を実施。かつ、不慣れな環境へのシフトリフトを強要される中、すぐにコストが減るような話になるはずがなくガバクラを長年利用した経験から、徐々にコスト削減をする知恵はつくのだろうが、今今安くなると言う発想自体が間違い。10年後20年後、ガバクラにして結果総額安かったね的な長いスパンの発想が必要ではないか?

②標準仕様は適切だと思うか。特に自治体の運用は回ると思うか

・適切とか不適切とか言う表現は相応しくないと思う
・中途半端とは言える。弊社税担当が、端数処理のタイミング程度も決めないのは標準化とは言えないといと言っていた。
・標準仕様の解像度が低いと言わざるを得ず、各社各自治体で解釈が発生する仕様なので標準化とは言えない。
・目的の一つである、「ベンダーの乗り換えやすさ」には遠く及ばない。
・回るか回らないかではなく、ベンダーと自治体が知恵を絞って「回す」ことになる。

③ガバメントクラウドはコスト削減・円滑なデータ連携に資すると思うか

・長いスパンで考えれば、コスト削減・データ連携には資すると思う
・国の後押しが無ければ、パブリッククラウドを使う発想すらなかった。うまく利用できる手段は徐々にナレッジ化される。
・ただ、1年2年では結果は出ない。
・このボリュームのパッケージをそうそう簡単に、クラウドネイティブ化なんてできない。
・経営判断的に、どっかのCSPと心中するような判断も難しいだろう。

④デジタル庁に対して期待すること、改善して欲しいこと

・課題解決の方法論の1つとして技術の選択肢がある。技術が全面にでてはいけない。
・ケツを変えないのであれば、物事を決めるスピード感が持ってほしい。
・システムなんてのは、所詮事務をサポートする"たかが"ツールでしかない。たかがツールに過大な期待を抱き、事務フローの標準化やコスト削減なんて幻想はすてるべき。
・人口数千人規模の基礎自体の存在そのものがコスト高。本当にコストを削減したいなら、システムではなく、そこから。

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