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AWS Certified Solutions Architect - Associate [AWS SAA-C03] 合格体験記

こんにちは、標準化どうしましょうです。
ポンコツエンジニアの私。各種合格体験記を見ると、700点台が多い。
え、このポンコツが800点以上取りましたけど。
私でも体験記を書く資格はありそうだということで、投稿してみます。


①きっかけは、ガバメントクラウド


自治体系のエンジニアをやっております。
エンジニアと言っても、最近は会議などとりまとめ的な作業ばかりで、手を動かしていません。そして、インフラ屋ではなくアプリ屋です。
もともと、エンジニアという職業に興味があって入ったわけではなく、
超?氷河期時代に1社目に受った会社で細々と仕事をして早20数年。

自治体系のエンジニアにとって、パブリッククラウドは縁遠い存在。
住民データと言う機微な情報は、物理的に隔離されたネットワークの中でオンプレミスやベンダーのデータセンターという隔離された環境で扱うのが常套手段。

エンジニアの端くれとして当然AWSは知ってはいましたが、IT系イベントなどでは、一番活気あるAWSブースなどは横目で見ている存在でした。

ところが、国が自治体のシステムを全部パブリッククラウドに乗っけるぜ!という無謀な施策を発出したものだから大慌てで勉強しているのが現在。

②私のスキル

・エンジニアとしてはポンコツです
・VBから始まり、現在はC#で自社パッケージ開発(ここ数年、プログラムは組んでいません)
・DBは、SQLServer(経験としては、Oracleもありますがアプリ屋視点ではSQLの方言の違いくらい)
・資格は、基本情報と応用情報くらい
・2023年10月にAWS CLF-002を取得
・インフラの知識がほぼなく、特にネットワーク系に疎い
・AWSは触ったことはない

③CLFの勉強がきつかった

この手の体験記にCLFは”易しい”という表現が散見されますが、すべての基礎でもあり、覚える単語が多いので、正直インプット量が多すぎて齢40代半ばのエンジニアにはきつかった。
UdemyCloud Licenseが教材。
Udemyは後半になるにつれて、難しくなり自信を無くします。
Cloud Licenseをしっかり解くだけでよかった気がします。
Cloud Licenseはとりあえず解く。間違った問題は再度解く。
さらに間違った問題はお気に入りに登録し、またまた解く。
勉強は日によってばらつきがありますが、多くて2時間。まったくやらない日も含め2~3か月で受験。
858点とまぁまぁの高得点で1発合格
あとから振り返ると、CLFで高得点ということは基礎はしっかり覚えた証拠。これがSAA合格で大事だったと思います。

④SAA試験勉強

教材は、Ping-tとCloud License。
Ping-tはCLFの振り返りに近い内容。これだけで受かるのは厳しかったかも。
でも無料だし、問題数も650程度。全部解くと、基礎固めには絶対良い教材でした。
メインは、CLFでも使った(というか、CLFで入会し90日間の期間で使い切った)Cloud License。結果論、本番よりちょっと難しめ。ただ、まったく同じ問題もでるほど。この中の体験記にある通り、#80~#170(各#セッション7問)をひたすら解きました。最終的には、#70~#79も解きました。おそらく#1~#69は、CLFの基礎固め的な問題だったのでしょう。CLF合格から期間が空いていなく、Ping-tもしっかり解いたのでやらなくても合格できたと思います。
Cloud Licenseの勉強法は、一発で正解だった問題はスルー。間違った問題は、解説を読む。この繰り返しです。解いていくうちに、なんとなくこのパターンを選べば正解というのが見えてきます。
IAMロールが入った設問を選ぶ、AWSが推している機能を選ぶなど…
ただ、セッションによって、全問正解とほとんど不正解が点在。
650問解いて正解率は70%。720/1000の合格ラインに対し、あと少しという感じでしょうか。間違った問題を解いては解説を読む。何回も間違う問題はもはや捨てるというのもやりました。満点目指すものではないので。
期間はCLF同様の勉強時間で2か月弱。
814点とまぁまぁの高得点?で1発合格

⑤合格発表の噂が当てにならない

まず、試験勉強以外になにも情報を得ずに、ピアソンVUEで受験。
CLFの時は、最後の画面でちっちゃく「合格」という文字が表示。
さて、今回も同じだろうと最後の画面をいくら探しても「合格」という文字が表示されない。
終わった(落ちた)。。。

でも、不合格とも出ていない
午前中の試験でしたので、試験会場を後に、ランチで町中華屋へ。
そこでいろいろ調べると、いろんな情報が、、、

・不合格の場合は不合格とでる。出ていない場合は、合格ラインだが不正チェックで時間がかかる。
・そもそも合否はでない。
・合格の場合は数時間。不合格の場合、それより遅れて通知がくる。

まず、正確な情報としてSAAはその場で合否はでません
さらに、通知の時間も多分規則性はありません。私は、10:00~12:20の試験で、合格通知が出たのが翌朝5時前でした。
正直、上記の情報で私は落ちたと思いましたね。おかげで落ちる夢で起きましたから。。。

⑥感想

問題解いてて、間違いも多いのですが楽しいのがSAA。CLFはアーキテクチャ云々の用語が多くて正直つまらない。SAAの求められる設問は、低レイテンシーな構成、高可用高耐久な構成、低コストな構成を選ぶだけっちゃ選ぶだけ。変な用語を覚えるなどは少ないので勉強はしやすいかなと。
ただ、問題集など日本語訳が下手なものが多いので問題文の理解に苦しむ設問も散見されます。
私から言えることは、「ひたすら問題を解いて間違った問題は解説を読む」以上!

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