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【コミュニティマネージャーとは?】コミュニティとは何かということから考える

「コミュニティ」と聞いて、皆さんは「こういうことを指すのではないか」とすぐに答えられますか?また、何を思い浮かべますか?
共通の興味や目的を持つ人々が集まる場所、支え合い、成長を促し合う集団…コミュニティは多様な形で存在し、意味を持ちます。コミュニティの中心には、それを管理し、メンバー間の絆を深める「コミュニティマネージャー」がいます。しかし、コミュニティマネージャーの役割とは具体的に何なのでしょうか?

今回は、3/30(土)に行われた【コミュニティマネージャー養成講座】に参加した感想とともに、記事にしていきたいと思います。

コミュニティマネージャーとは

コミュニティマネージャーは、コミュニティ内でのコミュニケーションの促進、メンバーの関与を高めるイベントの企画、新たなメンバーの獲得といった多岐にわたる役割を担います。また、コミュニティのビジョンや価値観を明確にし、それをメンバーに伝える重要な役割も果たします。

今回の講座は、品川区西大井創業支援センター センター長兼チーフコミュニティマネージャーの野田賀一さんによるコミュニティマネージャー入門講座でした。序盤は「そもそもコミュニティーとは何か」を考えることから始めて、参加者によるワークショップ形式の自己理解も深まる形式のセミナーでした。

そこから、今回のテーマである「起業コミュニティ」という方向に話が進んでいき、そこでも「起業コミュニティの要素」を考え、参加者ひとりひとりが考えた内容を発表。自分の考え方・捉え方とはまた違った角度での見方を知ることができて、気づきの多い講座でした。


セミナーの様子

効果的なコミュニティマネージメント

コミュニティマネージメントの成功には、メンバー・会員のニーズの理解とそれに応える能力が求められます。例えば、ある自治体が行った調査によると、コミュニティ活動に参加することで、地域住民の満足度が50%以上向上したというデータがあります。
まず耳を傾け、アドバイスは行わず、気づいてもらう。それに基づいて活動を展開することが、コミュニティマネージャーの重要な役割でもあるということ。

あとは、「愛のあるおせっかい」というフレーズもありました。確かに、単なるアドバイスではなく、愛のあるおせっかいだと相手にも伝わるようにコミュニケーションしていくのは大切だと改めて感じました。

野田さんは、コミュニティイベントの企画からマネジメントまでを行なっているということですが、絶えず笑顔でしたし、笑っている人が多く集まっているコミュニティは、外側から見ていても「何しているのかな?」と気になるものです。そういった入り口を整えるために、特に言語化をされていることに感心しきりのセミナーでした。

もちろん業務効率化やデジタル化にも触れていて、「異業種交流は、トレンドの理解にも良い」と仰っていました。システムやクラウドツールの使い方を知りたい業界もあれば、それを教えている人は、そのコミュニティ内の福祉関連の業種の方に意見を聞いていたりするそうです。

同業種のベンチマークももちろん参考になるでしょうが、異業種交流は確かに違った視点が開かれるだろうなとも思いました。

品川区西大井創業支援センターHP

今日はここまで、また次回よろしくお願いします。

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